アメリカバーボン蒸留所めぐり(Frankfort, ケンタッキー州 )

あるまむ
あるMoMガーデン in US
5 min readMar 15, 2016

お酒好きには、たまらないバーボン蒸留所めぐり。今までバーボンは、そんなに飲んでいなかったけど、蒸留所めぐりをした後は、夫も私もバーボンについてウンチクたれるぐらいにはバーボン好きに。我が家では、これを機会にバーボン棚ができそうだから、現金なもの。

バーボン蒸留所は、Louisvilleから東に小一時間ほどのところにあるFrankfort付近と、Louisvilleから南に30分ぐらい行ったBardstown付近にあるので、両方まわるには最低2日は必要だ。我が家は、Frankfort付近で2か所、Bardstown近郊で3か所の蒸留所を訪問した。

蒸留所のツアーに参加すると、その蒸留所の歴史や特徴が分かって面白い。しかも、ツアコンの人がみんなお酒好き!そのバーボンの一番おいしい飲み方、味わい方を教えてくれたり、小ネタもたくさんで楽しめる。どこの蒸留所も、テイスティングと一緒に、バーボンチョコをくれるのも嬉しかった。

LexingtonからFrankfortへは、友達が教えてくれたOld Frankfort Pikeをドライブ。サラブレッド牧場の中を通り抜ける、気持ちのいい道が続く。

Frankfort付近の蒸留所

Woodford Reserve Distillery

ここは、スモールスケールで、一種類のバーボンしか作っていない堅気な蒸留所。サラブレット牧場に囲まれた静かな場所にあり、ライムストーンで作られた熟成庫やまわりの雰囲気が落ち着いていて一番よかった。

参加したツアーの中で発酵中の樽まで見せてくれたのはここだけ。ぶくぶくと発酵中の樽からは、懐かしい酵母菌の匂いがした。

Woodfordのバーボンは、落ち着いた癖のない味。我が家は、ここのバーボンを買うことが多い。

Buffalo Trace Distillery

ここでは時間がなく、テイスティングだけ。街中の工場みたいな雰囲気のところ。日本だとBuffalo Traceよりも、Blanton’sの方が有名だと思う。同じ蒸留所で、色々なブランドのバーボンがつくられているのを初めて知った。

ここでは、ケンタッキー州限定販売(2011年現在)のバーボンクリームなる、ナンパな飲み物を購入。甘いのでアイスやコーヒーに入れたら美味しそう。限定品に弱いものでつい…。

Buffalo Traceは、他の蒸留所に比べて、認知度が低いような気がする。マーケティング的にも色々試して方向模索中のイメージがした。プラスティックの小さいカップでテイスティングがちょっと残念。

比較的近くにある日本でもおなじみのWild Turkey、Four Rosesの二つは、今回は時間がなくてパス。特にWild Turkeyは2000年に火事があったから、その時の話やその後の話は興味深い。機会があれば、この二つの蒸留所にも行ってみたいがいつになるやら。

Originally published at youngcorn.blog113.fc2.com. (Aug. 17, 2011)

--

--

あるまむ
あるMoMガーデン in US

アメリカのまん中らへんのど田舎で生活。アメリカでアラフォー高齢出産。アメリカ企業で働くママです。今の仕事は、遺伝子組み換え植物を作る会社の研究補佐。日本では虎ノ門でサラリーウーマン、遺伝子解析装置の営業&マーケティングをしていました。