アマルフィ@八幡浜で、地元素材のイタリアンを堪能する


地元八幡浜の新鮮な海の素材を、様々な技法で楽しませてくれるお店。名前の由来は、南イタリアのリゾート地。
今日は、その実力を久々に堪能したくなり、気合を入れての突入です。
天井の低いワンフロアーで、新川の直ぐ側にあり採光も良く明るい店内。
入店すると笑顔でソムリエさんが迎えてくれます。この方におまかせしておけば、料理にあったワインを、絶妙のタイミングで出してくれます。この方がいるからこの店に来ると言っても過言ではありません。
さて、
おまかせの泡を手に、テーブルの上の小さなステージが開幕です。


ハーブ塩でマリネしたカツオのタルタル、タイム風味のフレッシュトマトと大葉のゼリー添え
繊細な仕事と器とのバランスに、まず目を奪われます。小さく賽の目にカットされたカツオがトマトソースの上に丁寧に盛られており、それらを一緒に口に運ぶと、海の香りが広がります。
真鯛のコンフィ バジル・レモングラス・レモンバームの香り、トウモロコシのソース
トウモロコシはヒゲまで柔らかく甘いので、驚き。シンプルな純白の真鯛の身が、上品な西洋の味をまとっての登場です。


夏野菜の竹炭フリット ホワグラのアイスパウダーとご一緒に
竹炭の入った衣で、オクラなどの季節の野菜を揚げてあり、そこにパウダー状に冷やされたフォアグラを自分でかけていただくという手法。プレートまで真っ黒なので、一瞬たじろぎます。
衣が黒いので、食べてみるまで何が揚げてあるのか判らないドキドキ感。
そこに、自分で冷たいスプーンを持って粉をかけるという遊び心。
温かいものに凍ったものをかけるという、温度差のギャップ。
食べた後は、お約束で口の周りと中が真っ黒に。
これ、かなり面白いです。


メッツェマニケ(太短マカロニ)、ムール貝とズッキーニのソース
小さいけど存在感のあるパスタに、貝のエキスが乳化してまとわりついています。太めのパスタの歯ごたえとコハク酸の旨味成分を奥歯でじっくり堪能。
リコッタチーズを詰めたパゴッティーニ、八幡浜産スカンピとショウガ風味のトマトソース添え
小さな餃子のようなパスタをゆっくりと口に運ぶと、中からチーズのとろりとした旨味が溢れ出してきます。トマトの酸味を加えることで味のベクトルが広がります。


八幡浜産 甘鯛のうろこ焼き 夏キャベツと豆のソース レモンの泡を添えて
パリパリに焼かれたうろこのサクサクとした食感と、香ばしさに、レモンの酸味が加わり、得も言われる一皿。目と舌以外にも、鼻と耳も楽しませてくれます。
さてさて、
後半はお任せの赤をいただきましょう。


メイン
フランス産 仔鳩のロースト カカオ風味の赤ワインソース アーモンド風味
小鳩の足を持ち、手羽先を食べる要領で骨から外すようにかじりつきます。小さくても存在感のある濃縮された旨味と、レアで仕上げられた肉質の柔らかさに衝撃をうけます。そこにチョコレートの香りのするソースを掛けていただくという、興味深い取り合わせで、脳みそが一瞬混乱し、その後、新しい味との出会いに覚醒します。
フレッシュマンゴーと焼きマンゴーとマンゴーのキャラメルソース ココナッツのジェラート添え
マンゴーという単独の素材が、生、焼きという違う状態で同じプレートに載ってきます。同じ素材でありながら、食感、舌触り、甘みの強さが異なり、そこに同じくトロピカルなココナツの要素が加わっています。
すべての皿に、見たこともない仕事が施してあり、連続的に驚きと感動の時間を提供してくれます。
最高の最高なのです。
PS: 最後の一枚の写真に縦のラインが入ってしまった理由はよくわかりません。詳しい方がいたら教えていただきたいです。

