サントリー山崎蒸溜所で、山崎25年を試飲する

京都鴨川横の鳥彌三で昼食を済ませた後は、京都駅でホテルに預けていた荷物を受け取り、今回の2つ目の目的への向かいます。

サントリー山崎蒸溜所は、その代用的なウイスキーの名前にもなった 大阪府三島郡島本町「山崎」にあります。

アクセスはちょっとややこしく、田舎なので少し不便。

・最寄りの駅がJR山崎駅と、阪急京都本線・大山崎駅の2つがありますが、京都からはJR、しかも鈍行でしか行けない。

・2つの駅と蒸溜所までの間は、シャトルバスなどもなく、歩きかタクシーだが、タクシーは捕まりにくいし、乗るほどの距離でもない。

・蒸溜所から大阪へは、JR山崎駅と、阪急京都本線・大山崎駅から行けるのですが、伊丹へ行くときは、大山崎駅からの方が南茨木での一回の乗り換えなので便利。

ということで、私達は、京都駅からJRで山崎駅へ行き、ゴロゴロと住宅街をトランクを転がして蒸溜所へ。帰りは、大山崎駅にゴロゴロと行き、伊丹空港へと向かいました。トランクは蒸留所入り口のコインロッカーに無料で預けることができます。

*ちなみに、専用駐車場はありません。

前庭のテーブルでは、北米かヨーロッパ人のビジターが十数人で、試飲のウイスキーを楽しんでいます。

さて、

ちょっと不便なアクセスですが、来る価値は十二分にあります。

見学方法は、有料の2パターンと無料の1パターン。有料コースは工場見学などができるようですが、ネット予約の段階で満席だったので、無料のコースにしました。

有料コース同様、無料コースも予約が必要ですが、実際はその場で行っても大丈夫な感じです。私達は不慣れな場所で時間も読めなかったので、到着した時間に無料コースにお願いしましたが、スムーズに入れました。

コースが始まるまでの時間、博物館内を自由に見学しましょう。

サントリーの全身だった寿屋の赤玉ポートワイン。

このポスターは、日本初のヌード写真を使ったもので、この時代には賛否両論で、大変話題になったそうです。

こちらのコーナーには、過去のサントリーが作った原酒とウイスキーがロット別に保管されており、ブレンダーたちがどれだけの組み合わせを試して、作品を世に送り出しているのか、その努力を実感できます。

実際の木桶を半分に切ったものに、自社と世界を代表するウイスキーが陳列しており、酒好きとしてはたまらない空間。インスタ映えする記念写真スポットでもあります。

有料ですが、様々なウイスキーを試飲することができるので、

ハイエンドの山崎25年を15mL、2,900円でいただきます。

なんとも言えない複雑な香りと、熟成にてほのかな苦味を感じる魔法の液体で、25年だけ一人一杯までの制限がなんとも残念。

現在、山崎のウイスキーは品不足で、この25年を始めとして、こちらのショップでも一本も売っていません。ガイドさん曰く、あと5年お待ち下さいとのこと。

市場では25年を定価12.5万円で買うことは到底不可能な状態で、オークションでは1本60-100万で取引されています。もし、1本700mLを70万で落札したら、1mLが1,000円ってことですね。15mLなら1万5千円になるので、ここでの試飲2,900円は破格の安さということになります。

*同じことを考えて計算している方がおられたので、参考までに。

試飲を終えた頃に、30分の無料ツアーが始まります。サントリーの歴史や、ウイスキーの製造工程などが詳しく説明していただきます。

シングルモルトとは、一つの樽からのウイスキーだと思っていましたが、実は一つの蒸留所でできたものだと言うことを初めて知りました。様々な種類と年代のものをブレンダーが掛け合わせて作って、その年のシングルモルトの味が決定しているらしく、例えば、山崎12年にもそれより年代の古いモルトウイスキーもブレンドされているそうです。

こちらはニューポットと呼ばれるもので、ここでしか試飲できません。

材料である大麦と水を撹拌し、糖化、発酵、蒸留したばかりのもので、ここから樽で熟成させる手前。ここまでは1週間ほどでできるらしく、香りもないので味気のない焼酎みたいな感じですが、勉強になりました。

ここから伊丹に戻って帰松。短い時間でしたが、なかなか充実した一泊二日だったのです。