福江島で、教会、お寺、武家屋敷通り、鬼岳からの景色を堪能する

五島列島キリシタンクルーズもいよいよ終盤。

旧五輪教会のある久賀島から福江港までのクルーズ船の中で、高校の先生を退職されたガイドさんが、マイクを持って五島の紹介をしてくれます。

・五島の椿は有名だが、福江は花弁の周囲が白いヤブツバキで珍しい

・五島のゆるキャラは、椿猫、ごとりん、バラモンちゃんと三つある

・星空も綺麗で、ガイドさんは夜の星空観察のガイドもしている

今夜五島に泊まる人?と聞かれたのですが、全員NOの返事で、ちょっと残念なそうな表情に。せっかくだから福江も楽しんでいって欲しかった感が伝わり、また改めて来たい気持ちになります。

次回は民宿とかに泊まって、ぜひ名物のかっとっぽ(ハコフグの味噌焼き)つまみに、五島焼酎吞みたい!

暫くすると福江港へ着岸。空港でタクシーが待っていなかった教訓を生かし、港にタクシーを呼んでいたのですが、実際は予約する必要もないくらい普通にタクシーが並んでおり、ガイドさんに笑われます。

さて、

タクシーの運転手さんのオススメで、港近くのうま亭で昼食。

奥さんが注文した五島うどんは、出汁が効いていて(多分あご出汁)、麺もツルツルで、名物にうまいものあり!

長崎育ちの私は、やっぱりちゃんぽん。長崎市内のものより、気のせいか海産物の味がしてあっさり食べやすい印象。当然のように麺がちゃんぽん麺なのと、例のピンクと白の二色のかまぼこが載っているのが、本場です。

さて、タクシーに戻って、

堂崎教会は、港から車で15分ほど。

半島の先にあり、景色のいい海沿いに面したレンガ造り。

上五島で見て来た教会と比べると、造りも大きさも立派で、中は博物館のようになっています。踏み絵、貝殻信仰の貝、地蔵さんのように見せかけたキリストの像など、隠れキリシタンの資料が展示してあり、今までのツアーの知識の整頓になります。

お次は、

明星院本堂

キリシタン文化ばかり紹介して来ましたが、五島には普通に神社仏閣もあります。ここは、その中でも由緒ただしき五島の真言宗の本山で1778年の建立。空海が唐からの帰りに立ち寄ったと言われています。

本堂の天井には、手書きの立派な花鳥の絵が格子に入って並んでおり、なかなか見応えです。

所変わって、武家屋敷通り

五島藩に使えた武士たちが住んでいた屋敷が並んでおり、石垣が特徴的。石垣の上に並べられた石は、外からの侵入を知らせる警報の役目と、実際の戦いの時の武器の役目を担っていたそうですが、かなり珍しいです。

武家屋敷通りにあるのが、山本二三美術館

五島出身のアニメーターで、ジブリの作品にも多大な貢献をされていた方。私が大好きな「未来少年コナン」も描いておられ、一見の価値ありです。

こちらは、石田城(福江城)

我が国で一番新しいお城で、結局天守閣自体は一度も建てられなかったとのことですが、五島高校はこの城壁の中にあり、部活帰りの高校生が制服姿で普通に門をくぐっている姿はおろどきでした。タクシーの運転手さんもこちらの高校のご出身で、私たちにとっては普通の景色ですけどねと、羨ましい限りです。

城壁の石に小さな穴が空いているのですが、多分火山岩なのでしょう。ここで、奥さんと、岩の種類を当てるブラタモリの寸劇をして遊びます。

夕方の福岡空港行きの飛行機までまだ少し時間があるので、鬼岳へ。定期的に野焼きをしているそうで、一面茶色で見晴らし良好。山の両サイドの海や平地の景色、五島空港まで一望できるので、山頂近くの駐車場から20分くらい頑張って丘を登るだけの価値ありです。

ここから15分で、五島空港。運転手さんともお別れ。港からこれだけ回ってもらって空港行って9,000円でした。

あっという間の一泊二日でしたが、思い出に浸る間もなく、行きと同じ小さめの飛行機の、これまたCAさんと向かい合わせの席について、五島列島を一気に飛び立つのです。