鮨の間、噂に違わぬミシュラン二つ星の感激

*唾液腺が崩壊して、脳幹が揺さぶられる危険性があるので、自己責任で読み勧めてください。

ミシュランガイド愛媛2018に★★で掲載されたお寿司屋さん。

週末に行こうと電話しても、数日前では予約が取れないので、空いてる日を数週間前から予約して、18時に突入です。私は8年ぶり、奥さんは初めてとなります。

見る見る間にカウンターがほぼ満席となり、ショーが始まります。

おまかせで、刺身からスタート。

Panasonic lumix GF9

石垣鯛 は、鮮度がよくあぶら乗っており、歯ごたえもこりこり。

アマテガレイ は、シンプルな中の甘みが広がるようにゆっくり咀嚼。

カワハギ は、キモポン酢 で。

自宅でもキモポン酢をしますが、いつもキモが醤油に溶けずに困っています。伺うと、キモは裏ごしされているそうで、醤油にふわ~と広がり、上品な白身にクリーミーな薄衣を纏います。

切り目入ってるほうがヤリイカ。塩とわさびで、ねっとりとした舌溶け。

小さいのは産まれたてのマイカ。これが一杯の大きさで、コリコリと透き通った若い味を楽しめます。

アジ は、生姜醤油で、フレッシュ なシャクシャクの歯ごたえ。得も言われる独特の味わいが広がります。

シメサバ 炙りは、表面だけ軽く炙ってあり、身はみずみずしさをたもっているので、ねっとりと溶けます。これ、いい!

瀬戸内のウニ は、お店で殻から剥いたまま。シンプルに塩でいただくと、雪のように溶けて上品な甘みが残ります。

カツオと玉ねぎは、オリーブオイルと塩で、和風カルパッチョみたい。透き通った鰹の赤みの味と酸味が、ネギの苦味との味のベクトルと形成。

さわら塩たたきの、レアで温める程度の絶妙な炙り具合。わさびを少しつけて、脂が乗り始めたサワラを全力で味わえます。

さて、握りへ。

アブラメの昆布締め、塩で

しこしこした歯ごたえで、白身の旨味の後から昆布の香りがほのかに立ち上ってきます。

シャリが少な目で細めのいいフォルムで、シャリのバラけ方も最高です。

寝かせた石垣鯛

前出の刺身が寝かす前に対して、こちらは数日寝かせたもの。

脂が成熟していて、コクがあるけど切れのいい仕上がり。ネタのシャリのバランスも超好み。

カワハギ

キモの旨味とシャリが口の中で混じり合いながら、ほのかな身の甘味が鼻腔に立ち上ります。美味すぎ!

感動してふと天井を見上げると、なぜかヒョットコとエビのお飾りが、

大将の遊び心なのか、商売のおまじないなのか伺おうと思っていましたが、あまりの鮨の旨さに心を奪われ、尋ねるのを忘れてしまいました。

サヨリ

清々しい白身に、挟んである大葉のアクセントが効いています。

叩いたネギをすり潰したものを合わせてあり、しっかりしたフルボディーの身の旨味を浮き立たせてくれます。

丁寧に包丁入っていて 口どけ最高。タレが脂の甘味を引き立て、す~と消えていきます。

車海老

直前に火を通したものを、目の前で殻から剥いた塩と醤油の2つの味で。

普段食べるものよりかなりレアに近く、海老の味噌も含めて絶妙な火通り加減に唸るしかありません。

アナゴ

溶ける、甘すぎない 、繊維が細かい!

のどぐろ

網目のついた炙りで、レア。香ばしくあの上品な身がふんわりと酢飯と混じりながら、唾液腺を崩壊させながら消えていきます。

ここからは、追加。

赤貝

お任せに入っていなかったのでどうだろうと思っていましたが、なんのなんの新鮮でシャキシャキ、切れ味よし。

ウニ

とけた!口の中が磯になった!

刺身も美味しいのですが、鮨が始まってからの感動が凄まじすぎ。

シャリは小さめではらりと口の中で離れて広がり、ネタとまんべんなく交わり、脳幹を揺らします。

最高の最高の最高です。

この日は、18時からで20時半に終わりましたが、21時から2クール目が始まるとのことで、大繁盛。

自分を褒めたくなったら、また事前に予約しようっと。