Homepage
Open in app
Sign in
Get started
I just wanted to say I’m home
ただいまを言いたくて
about
01
02
03
04
05
fklab
Follow
05: 触れる(2022/5)
触れる
満員のバスに乗ってキャンパスに向かう。私は大抵、列の歩みが止まっても最後の最後でバスの中に駆け込む。それはいつも、待つことを計算せず、ギリギリで家を出ている自分のせいだった。ただ、それでも全く構わないと思っていた。
Yuri
May 19
触れる
私が通っていた中学校には、生徒を叱るときに必ずと言っていいほど紙を折る先生がいた。「この前も言ったけど、授業中は関係ない物をしまって…」と、何度も口にしてきたであろう言葉を放ちながら、余ったワークシートを折り続けていた。先生を怒らせるのは毎回のようにやんちゃな男の子たちだったけど…
Ayuna Fujita
May 19
触れる
この話題に触れて良いのか、良くないのか。精査しながら、人と会話をしている。
okawara sakura
May 19
触れる
ロベール・ブレッソンの『シネマトグラフ覚書』という本をりゅうと君が貸してくれた。撮影の前に必ず読み返す本だと言っていたのは本当で、しっかりと読み古されているのだとページをめくるたびに実感した。ロベール・ブレッソンといえば『田舎司祭の日記』『やさしい女』などが有名で、最近は日本で劇…
中田江玲
May 19
「いる」を読んだ。
数年前、卒業生の尾内さんが『ただ、そこにいる人たち』(2020)という本を送ってくれた(正確にはNPOの事業報告の冊子だが、その後、同タイトルの書籍として出版されている)。タイトルに惹かれて、すぐに読みはじめた。その舞台は、重度の知的障害がある人たちが通う施設である。…
Fumitoshi Kato
May 19
04: いる(2022/4)
「近づく」を読んだ。
新学期がはじまって、さっそく「フィールドワーク法」の授業も初回をむかえた。あらためてふり返ってみると、ずいぶん長い間、この授業を開講してきた。「定性的(質的)調査法」を代表するフィールドワークやインタビューについて、基礎的な知識や方法を概説するものだが、その知識や方法は、じつはぼ…
Fumitoshi Kato
Apr 19
いる
「運命愛」を持つためにはどうしたらいいだろう。これは私の人生の問い。運命愛とは、「いかなる境遇であれ、自らの生を深く愛し、自己の運命を積極的に肯定し生き抜こうとする」姿勢のことであり、ニーチェ哲学における最も重要な概念の一つだ。
Yuri
Apr 19
いる
1年間かけて作った映画が先月末にようやく完成した。映画の視聴リンクを様々な方に送り、感想やアドバイスをいただくなかで、「出ている役者に対して、えれが興味をもっていないように見えた」という言葉が強く印象に残っている。撮影、そして監督としてどのようにカメラの先に「いる」役者と接すれば…
中田江玲
Apr 19
いる
改札前で「じゃあ、またね」と笑って手を振る。ホームへの階段を登り始めた友人を見届けてから、私も背を向け耳にイヤホンをつけながら歩き出す。これまでに何度も経験した別れの瞬間だけど、パチっとスイッチを押したかのように突然「ひとりモード」に切り替わる状況に違和感を抱くことがある。
Ayuna Fujita
Apr 19
いる
何か役割を与えられないとその場にいるのは憚られる。役割がなくとも居られる場所はあっただろうか。
okawara sakura
Apr 19
About ただいまを言いたくて
Latest Stories
Archive
About Medium
Terms
Privacy