HTML10本ノック
基礎の感覚を身につけたい
とにかく、今回はhtmlの感覚に慣れようと思う。
ウェビナーの中でいっているように、わかった気にならないでページを作るということをやっていこうと思う。
振り返ってみると、以前は、とにかく新しいこと、知らなかったことを知ることが上達することだと思っていました。
もう一つの大きな勘違いは、「何かを作ってみる」ということ、いきなりwebサイトを作ることだと思っていたこと。
基礎的な概念がまったく出来ていない状態で、やり方ばかりを検索してやっていました。
なんとか形にはなるのですが、やった端から忘れていて、いつも何もわからない状態でした。
「飛んでいるものは落ちる」がわかってないと
現代は、飛行機の操縦もほとんどコンピューターがやっています。
厳密に人がすべてをコントロールしている状態は、100%ないと思います。
だからと言って、操作だけができるようになればいいかというと、それでは、状況の変化に対応できないパイロットになってしまいます。
飛行機が飛ぶという基本的な概念がない人は、上達が遅いし、変化に対応できなくなってしまいます。
飛行機の基本的な概念というのは、
・刻々と変化する空気の塊の中を飛んでいる。
・飛んでいるものは落ちる。
・一旦、飛び始めたら、燃料の補給ができない。
・飛行している方向と、向かっているところが違う。ということ。
この概念を図に表したのが、風力三角形
この図が頭の中にないと、
なんのためにその操作をしているのか?
準備をするのか?
を理解できなくなってしまいます。
よく船の映画で、机の上で、定規やコンパスを使って計画をしているのをみたことがあるでしょう。
潮流と、自分のヘディング、速度を作図して、1時間後、10時間後などの位置を算出して、実際の位置との違いを確認して、次の進路をきめているのです。
電波航法がない時は、星の位置を計測して、自分の位置を確認して、潮流の変化をしり、燃料の量を確認して、次の進路を決めているのです。
飛行機運航はこのことを、3次元で考えていて、
上空に行くにつれて、風の強さが急激に変わる。
温度が下がり、空気密度が減る。
その影響でエンジンの出力が変化する。
刻々と燃料が減っていくので、自重が減る。
またスピードの変化が出てくる。
こんな変数をすべて計算して飛行するので、雲の中を飛んでいても目的地に確実につけるのです。
今は衛星を利用して、コンピューターが計算するので、その指示に従うだけで、正確に飛行できます。
ですから、風力三角形の概念なんて、わからなくても操作はできます。
昔の人がすごいのは、この計算を、飛行機の上で、一人でもできるようにと計算板を作っているのです。
風力三角形の作図の作図から、風の算出をしたり、温度の変化から密度や、速度の変化を計算できます。
これを使うことで、変数の要素を自分の目で確認して、今何が変化しているのか、次に何をやらなければいけないのかが、わかるようになってきます。
今はこれを使いこなせる人は、ほとんどいないと思います。
実際に運航で使うことはほぼありません。
操縦とは、予測して操作をできること。
ずれたから直すのではなく、ズレる前に直すことをいう。
基本的な飛ぶ概念がないと、この予測をする力が無くなってしまいます。
コンピューターの言われたままに操作するオペレーターになってしまいます。
話が飛んてしまいましたが、
要するに、基本的な概念ができていないと、いつまで立っても上達はしないということを今更ながら、再確認したという次第です。
だからとにかく、レンダリングという概念に慣れることを目標に、
簡単なことから始めようとやってみました。
小さなプラス1がいい
毎回、htmlで新しいファイルを作るようにしてみようと思いました。
まずは、Visual Studio codeで、見出し文字は入れて、表示することは出来そうなので、それから始めてみる。
commandキーとS、タブ、R、キーを使って、ブラウザと、Vs codeの行き来になれるように、少し入力したら、セーブ、確認、戻るを繰り返した。
毎回、新しいファイルから作る。
!マークから始めて、前回やったことを使って同じようにやってみる。
忘れたショートカットキー、思い出すように全部使ってみる。
そして、何かプラス1してみる。
大きなことではなく、とにかくできそうな小さなプラス1
1ファイルを作る時間を、10分と決めてやった。
コメントを入れるショートカットキーを覚えたので、ショートカットキーの操作を書くようにすると、意外と記憶に残っていて、次のファイルの時にスムースに使えた。
だんだん、作る、確認する速度が速くなって、正確にできるようになってきた。
あれだけ複雑な感じがしていたhtmlが、基本的なものを覚えていれば、なんとかなるなという気がしてきた。
インラインで、styelを変えていくと、CSSにつながる感覚がわかってきて気がしている。
そして、わからないことを、しつこく追わない。
ほっておくことにした。