サッカー指導の再検

(公財)日本サッカー協会(JFA)機関誌2017年2月号のタイトルにある「指導者の学びが日本サッカーを発展させる」 まさに時流を得たものであろう。

日本のサッカーがここまで発展してきたのは、1960年代の「日本サッカーの父」と言われるクラマー氏から始まり、JFAが70年に「公認コーチ」や「公認リーダー」の指導者資格を設け、88年にはライセンス体系を見直しA・B・C級コーチなる制度を導入してきたことに他ならない。現在の指導者資格はS級をはじめ14種類を数える。

この機関誌の中にもある指導者養成ダイレクターの言葉のように、JFAは世界基準の指導者を育てようとしている。具体的な目標としてB級保持者を30年までに4万人することをあげている。ますます指導者の資質が問われる時代となってきている。

こうした流れは、日本の教育界も同様だ。

日本において、西洋諸国をモデルとした近代的な教育システムの導入が本格的に開始されたのは1871年に文部省が設置され、その翌年に日本で最初の体系的な教育法制として「学制」が公布された19世紀後半のことであった。その後の日本の教育は、短期間のうちに急速な発展を遂げることになった。全国一律に平等なる教育を受けることが出来るようになったことは言うまでもない。

しかし、現在では学歴社会への警告となると同時に、ある面では学校教育自体にも問題があることを示唆する結果となったものがある、それが「学習塾」である。

その背景には、学習塾の個人個人への丁寧な指導による学習効果の向上、保護者の学校や塾に対する考え方の変化がある。

振り返ってサッカー界はどうであろうか。

JFAの4種登録人数は30万人以上いる。チーム数で9000になろうとしている。このいわば公的教育を受けた指導者たちが、私的学習塾のような学びをしていくことがこれからの日本のサッカー界の発展に繋がるのではなかろうか。その意味で、自分たちでもっともっと学びの場を創っていかねばならない。

日本のサッカーを変える!

その気概を持ち、新たな学びの場になるべく、アルチザン(Artisan)小幡塾の一環として、今回の勉強会を開催するしだいである。

サッカー指導の再検として、あえて日本古来の古武道に学ぶ身体の使い方をテーマに身体の構造を学ぶことや栄養面の勉強を加味し、心ある同志で学んでいこうではありませんか!!

Show your support

Clapping shows how much you appreciated 福田誠’s story.