2019年は「まち探訪家」であることに務める

2019年になりまして、皆様今年もよろしくお願いいたします。
昨年の末に少し書きましたが、昨年の反省点は「まち」の話があまりできなかったことです。そこを中心に今年の抱負を述べたいと思います。

長野市の初日の出

「まち探訪家」という「beの肩書き」

昨年末、greenzさんから出版された「 『beの肩書き: 「人生の肩書き」は、プレゼントしよう』」を拝読しておりました。著者の兼松さんは「doの肩書き」と「beの肩書き」を用い、肩書きと上手く付き合おうと説いています。例えば兼松さんの場合は大学講師を務められています。普通ならばここで「大学講師」と肩書きを名乗りますが、兼松さんはbeの肩書きとして「勉強家」と名乗られています。
 「beの肩書き」を作る理由として「肩書き」と「自分」とのギャップをなくし、「自分がこういう人間である」と端的に伝える目的があるといいます。
 私の場合、ならば「ライター」であったり「matinote編集長」という肩書きになるわけですが、これは「今こういうことをしている」というだけであり、「鳴海行人」という人間については伝わりません。たまに「ライターの鳴海さん」とか「記者の鳴海さん」と言われますが、それは半分合っていて半分違うといつも思っているわけです。それは「doの肩書き」で私を説明するには不十分だからですね。
 これに対して「鳴海行人」を端的に説明するのは「まち探訪家」です。国内外の「まち」を訪ね・歩いき・調べ・まとめる。そうしてまちの姿を見つめる人。それが私なわけです。つまり、「beの肩書き」です。
 「まち探訪家」という肩書きは、実はあるイベントの打ち合わせで決めた思いつきの肩書きです。しかし、自分でも気に入っている肩書きでもあります。それはやはりこの肩書きが自分を表わすわかりやすい言葉であること、そして自分で言い聞かせることで方向性も修正できるものだからではないかと思っています。


「まち探訪家」であるために

一方で昨年の活動は「交通ジャーナリスト」であったり「鉄道・バスライター」と言っても差し支えない活動だったのではないでしょうか。それは私ではないということで昨年後半は不調に陥っていました。しかし、仕事をして食べていくことも必要です。そのためにはやはり交通系のライティングは欠かせません。
 それでも、 web系のライティングは労力と稼ぐ額に不均衡が見られます。特に私の場合はそうで、計算はしていないものの、赤字の記事も少なくありません。一方で読者の求めるクオリティは非常に高くなっています。求められるクオリティの記事を書きながら、「まち探訪家」でいること。そのためには、ライティングを軸にしながらも、もっと多様な活動が求められています。
 例えば昨年中頃に「日本全国まち探訪記」というページを作るだけ作って放置しています。ここで、各地を訪ねてどう考え、どう感じたのかを書いていく活動をはじめていきたいと思います。それとは別に「matinote」も記事を毎月1本は出したいと思っています。
 また、昨年、幸いにも「まち探訪家」としての私の活動に興味を持ってくださいました編集者様が何人かいらっしゃいまして、大手webメディアの記事でもその方向も展開していく予定です。
 また、今年は紙や電子書籍の出版にも手を出す予定です。これはどこかの編集部を通す場合、自費出版どちらもありえます。そしてテーマについてはいくつか並行して話をすすめていく予定です。今年の目標は3冊出すことです。
 それ以外の目標も入れて表にするとこんな感じになりました。

2019年・鳴海行人の目標

実はこの目標の達成には自分の健康管理、特に持病の管理が重要となってきます。そのためには明らかにストレスを抱えるような環境・情勢・情報ノイズがある場合は、そこから自分を遠ざけ、仕事に集中できる環境づくりを行うことが肝要です。そうした「環境の整備」も今年はより一層力を入れたいと考えております。


2019年も皆様のお力添えをいただきながら

さて、今年の初詣は戸隠神社に行って参りました。戸隠は奥社・九頭龍社・中社・火之神子社・宝光社とあるのですが、奥社・九頭龍社・中社に参拝し、御神籤や御守もいただいてきました。

険しい山が後ろにそびえる、戸隠神社・奥社

戸隠神社の御神籤は、数え年を伝えると神職の方が神にお伺いを立ててくれるという方式です。そこで出てきた文言はこちらです(一部)。

是は万事目うへの人にしたがひ、教をうけて事をなすときはとげずといふ事なし。(中略)他へ出て事をなすによろし。よろず相談事魚と水とのごとくなるべし。

つまり、目上の人にはよく従い、話を聞きなさいということですね。ちょっと去年はおろそかなところがあり、ドキッとしました。他にも御神籤を引いたのですが、「人と協力した方がいい」であったり「目上の人のひきたてにより思いがけぬ幸福があります」であったりと「他者、特に目上の人に従って行動するとよい」と一貫しているのです。
 ですので、今年は目上の人の仰ることをよく聞きながら、また時折ご相談させていただきながら着々と前に進みたいと思っております。

少し長くなりましたが、私の本年の抱負は以上です。重ねてになりますが、本年も変わらぬ御贔屓、また皆様のお力添えをいただければと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。