UXのKPIを設定するため、優れた指標とは何か?考えよう。
とあるPJでUXのKPIを何にするか?ということを考えております。
情報を集めるためにネットでいろいろ調べていたら、以前スタッフが書いた情報にたどり着きました。
(以外とこういうケースってないですか?)
UXのKPIを設定しよう!~ ユーザー体験の定量化ってなぜ必要? ~ |株式会社アジケ
読んでいて「ふむふむ」と思いつつ、優れた指標とは何か?を整理してみると良いブログ記事になりそうなのでまとめてみました。
アクセス解析やマーケティング業務をされている方の参考になればと思います。
優れた指標とは何か?
- 優れた指標とは、その数値を元に行動を起こせるものである。
- 優れた指標は比較ができる
- 優れた指標はわかりやすい
1.優れた指標とは、その数値を元に行動を起こせるものである。
当たり前ですが、アクセス解析などは何かを改善するために行います。そのときに指標を確認し次のアクションにつなげることが重要です。
2.優れた指標は比較ができる
データを確認するとき、比較できる指標はとても重宝されます。
例えば、 — 時間 — ユーザグループ — 競合
などと比較することで、自分たちがどの方向に向いているのか?を理解するための軸にできます。
3.優れた指標はわかりやすい
指標が覚えにくかったり、議論に時間がかる指標は好ましくありません。 ひと目みただけで、理解でき、対案の指標を出すことができる指標は優れています。
大きくまとめると、上記3点を抑えている指標は優れた指標といえます。
ということで、UXのKPIを設定するときは、上記3点を意識して設定してみると議論を深め目的を達成しやすくなるかもしれません。
目的達成や設定の考え方のフレームワークはまた今度書いてみようと思います。
Photo credit: christophe.benoit74 via VisualHunt / CC BY
Originally published at umemoto.ajike.co.jp on March 30, 2016.