社会的企業??
こんにちは、アセナビインタビュー記事ライター兼イベント企画・運営の井上良太です!
今回は私が大学で勉強している社会的企業について書かせていただきます(^^)/
友人に社会的企業について勉強していると言うと、「何それ?」と言われることが多々あります。また、アジア圏の友人や欧米圏の友人にすら「何それ?」と言われます。日本ではソーシャルビジネスと横文字にすると、「あー、聞いたことある。」となる方が社会的企業というよりかは多いです。
※必ずしも「社会的企業」と「ソーシャルビジネス」は一致しません。
それもそのはず。社会的企業の議論が広くされるようになってから、30年も経っていないのです。そんな新しいテーマを勉強することに私はワクワクしています!刻々と変化していくテクノロジーについても同じことが言えるかもしれません。
私がソーシャルビジネスという言葉に出会ったのは大学1年の英語の授業でした。教科書の題材ととしてソーシャルビジネスの生み親と言われるモハメド・ユヌス氏が立ち上げたグラミン銀行が使われていたのです。その時は、その理論というよりエピソードにしか注目していたので、ソーシャルビジネスとか社会的企業という存在は知りませんでした。そして、2年次の後半、3,4年次のゼミを選択する時期がやってきました。
ちょうど、ゼミ選択の前にカンボジアにボランティアをしに行っていたので、「国際協力とかやりたい」と漠然と思っていたら、「社会的企業」をテーマにしたゼミを見つけました。「何だこれ?」と思い、授業概要を見てみると、「社会問題をCSR(Corporate Social Responsibility)の一環ではなく、本業で解決する社会的企業が生まれた背景を欧米や日本の歴史、事例を基に学ぶ」とあったので、すぐにそのゼミに決めました。
授業は毎回刺激でしたが、社会問題が数多く存在すると思われる途上国や新興国の事例を知らなかったので、ネットで探していたところ、Alternative Projectという日本人の女性が立ち上げた団体を知りました。その団体は日本財団学生ボランティアセンターとコラボして、インドネシアの文化を知る機会やインドネシアの社会起業家にインタビューをするプログラムを学生に提供していますが、私もそのチャンスを掴むことができました。
プログラムに参加して気がついたのは、今まで先進国や先進国発のNGOが途上国や新興国を支援してきた経緯がありますが、現地の人が現地の問題を解決する動きも出てきたということです。もちろん、様々な視点での支援が必要だと思うので、先進国からの支援が全くいならいということではありませんが、これから途上国や新興国が自立していく上で大切な動きだと感じましたし、日本も市民が中心になって取り組むことがもっと増えるといいと思いました。
プログラムに参加したことで、自分の卒論のテーマも「インドネシアの社会的企業史」になりましたし、アセナビでも社会起業家 in Indonesiaを組むことに決まりました^^
1月の終わりの方からリリース予定なので是非読んでください!!
*追記 特集はじまりました!