自分の強みと弱みを再確認してわかったこと
自分の才能とはなにか。
人は、自分の存在を考える時に、得意なこと、ニガテなこと。好きなこと、などいろんな視点で考えると思う。強みは先天的に決まっている部分もあれば、後天的に身につくものもある。
よく、自分さがしと言って旅をする方がいるが、自分とは自分の中にあるもので、旅をしても見つかることはない。ただ、旅をすることで刺激を受け、自分の中身がよく見えるようになることはあるんだと思う。
以前、勝間和代さんが『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』という本を紹介してストレングスファインダーが流行したが、こちらによると
「才能」×「知識」×「技術」
によって、人は何かを生み出すことができるという。
「才能」とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンであり、何かを生み出す源泉である。
「知識」とは、学習と経験によって知り得た心理と教訓である。
「技術」とは、行動のための手段である。
そこで、2008年当時、ハロを起業した仲間とストレングスファインダー(Strengh Finder)をやってみた。34個の資質の中から、その人が得意な資質の上位5つがわかる、というものだ。
もう実施してから8年も経つが、誰が、どんな仕事に向いているのかを判断する基準として、度々役に立ったと思う。自分や相手がなぜそう考えるのかを理解するのに、ストレングスファインダーの情報を思い返すと納得がいったりするものだ。
本来、資質は何年経っても大きく変わらないものだと聞くが、今度は34個全てを知りたくて、改めて実施してみた。
※テストを行うのは有料で、シリアルはこちらから購入可能
2008年当時の僕の強み上位5つ
①Ideation<着想>
②Woo<社交性>
③ Maximizer<最上志向>
④Arranger<アレンジ>
⑤Input<収集心>
僕は、上記をこんなふうに理解し、動いてきた。
アイデアを思いつく
→周りと話して広げる
→最高のものを目指す
→チームをアレンジする
→情報を集めて軌道修正する
周囲も、僕の特性をある程度理解してくれているので、仕事をするにあたって足りない部分(守備的なところ)はメンバーが補ってくれていたように思う。
今度は34個の強みの順番を全て知りたかったのと、自分自身がだいぶ自分に素直になってきたと思うので、多少の変動を期待してもう一度やってみた。
2016年時点の僕の強み上位5つ
①Maximizer<最上志向>
②Strategic<戦略性>
③Achiever<達成欲>
④Ideation<着想>
⑤Connectedness<運命志向>
あら、3つ入れ替わってるじゃないの。
実は、アレンジは6番目にあったから、大きく異なるのはこの2つ。
②Woo<社交性> →18位
⑤Input<収集心> →17位
【NEW】戦略性 ←?位
【NEW】達成欲 ←?位
【NEW】運命志向 ←?位
変化1
思えば、もともとコミュ障気味であった僕は、社交性のある人間にあこがれて、そのように振る舞うようにしていた。この1年で、ようやくそれが表向きのものであったと自分で認識できるようになったのかもしれない。だから、しゃべるよりもこうして文章を書いているほうが落ち着くのですw
変化2
収集心に関しては、小さいころからモノを集めたりするのが好きなほうであるが、以前に比べるとストックというよりフロー的な考えに変わって来たと思う。新しいものや、情報に触れることは好きだが、本当に必要なものにはもう一度出会えると考えて、フォルダに整理したりすることは減った。
変化3
Connectedness<運命思考>が5位にランクイン。自分たちで会社をはじめてみて、自分でコントロールできること、できないことがあることを身にしみて感じた。でも、準備をしていると、いつかチャンスが来た時に掴める、ということも実感できた。だから、日々のひとつひとつの行動も、誰かによいことがあるかな、と考えるようになったのかもしれない。運気というものは、必ずある。
また、今回は僕の強みの下位5つ(いわゆる弱み)も出してみた。
僕の5つの弱み
㉚Analytics<分析思考>
㉛Restorative<回復志向>
㉜Discipline<規律性>
㉝Responsibility<責任感>
㉞Harmony<調和性>
圧倒的にディフェンス面が弱い。やったらやりっぱなし、フォローしない、規律を守らない、個人プレーをする。
サッカーで言ったらバロテッリ並の問題児なのだろう。
これまでも、新規事業の立ち上げはガシガシやってきましたが、撤退、敗戦処理はだいたいすべてお任せしておりました。ごめんなさい。こんな僕と仕事をしてくれている人たちに感謝です。その分、エクストリームな機会をもってこれるように、がんばります。
というわけで、「なぜ、こいつはこんな思考をするんだろう?」と疑問をもったら、お互いストレングスファインダーをやってみると本質的な部分が見えるかもしれません。まずはこの本を手にとってみてください(※中古だとシリアルが使用済なので注意)
Good luck!