自分というはたらき方をつくる

僕の中学生からの興味に、「はたらき方」というものがあります。電車通学だったのですが、毎朝顔を合わせるおじさん達がつらそうに見えて、なんでこんな社会になってるんだろう、と思ったのが最初です。(もちろん楽しそうなおじさんも、キレイなお姉さんもいましたが)

大人になって試してきた「自由と責任」

社会人になってからは、最初の1年で会社を辞めてしまったり、次の会社では起業に必要なものを学ぶためだけに入社したら、意外と居心地がよくなる瞬間に、あぶねー!、って思ったり。25歳で矢野さん、中林さんと株式会社ハロを創業してからは、事業をやるだけでなく、どんなスタイルの会社にするか、を同時に実験してきました。「自由と責任」をキーワードにしていたので、出社も退社も、ほぼノールール。自立した人間の集合体であれば問題なかったのですが、人数が増えるとともに、難しい部分もでてきました。あと、自分にもノールールであることも。同時に、一つの船で、チームの方向性を完全に一致させる難しさも感じていました。

バンドとソロ活動

小さい頃からマルチクリエーター(謎)にあこがれていた僕は、2013年からboketeを運営する株式会社オモロキの役員を兼任したり、プレイ株式会社という僕の個人事務所的な会社を立ち上げたりと、活動を広げました。会社という箱や、チームごとにそれぞれの役割がある、と考えていたので、僕にはそれが自然なはたらき方でした。アーティストがバンドをやりながら、同時にソロ活動をするように。みんなで出す音と、自分一人で出す音は、きっと伝えたい事も、出る曲も違うものだと思うから。

改めて、絞ってみる

2015年には、個人としてお手伝いしていた『ViRATES』を運営する狩猟社が、資金調達をして動画の新規事業を立ち上げるということで、役員に就任しました。この時点で、関わっている会社は4つ。リソースのフォーカスが必要になったので、個人のプレイは活動休止、ハロではboketeのみをスーパーバイザー的に管轄、オモロキはもともとデュアルワークのチームなのでそのまま、という形にし、狩猟社にほぼほぼの活動を寄せました。

※『ViRATES』は2016年2月にグッディア株式会社に事業譲渡しました。

もう一度、自分のスタイルに向き合う

フォーカスしたからこそ、経営陣やチームの皆と向き合えたのですが、なんだかいつもの調子がでないと思うこともありました。これまでは、「イセオサムです。こんなプロジェクトをやってます。」という話をしていたのですが、「◯◯社のイセオサムです」にしてみたら、なんだかワクワクしなくなってしまった。顔が一つになることでインプットが減ってきたり、アウトプット先もほぼ一つになったので最適なボールを投げられなかったり。

一つのことにコミットするのが成功のセオリーとは言われているけど、たまたま僕には向いていなかったのかもしれない。これまで楽しかったのは、沢山飛んで来るボールを、沢山の関わるチームや友人たちの中から最適な人に渡して喜んでもらうことだな、と思いました。ボールを加工したりもね。テレビの仕事をしていたときに、放送作家やプロデューサーが魔法のように作品をヒットさせていく様子をイメージとして持っています。

だから、2016年は、より沢山のインプットを、沢山のアウトプットに変えて世の中に貢献していきたい。それが僕のワクワクだから。

2016年2月現在、イセオサムが関わっているチーム

プレイ株式会社 代表取締役(講演や執筆ほかを受ける個人事務所)

株式会社オモロキ 取締役最高戦略責任者(boketeを運営)

株式会社狩猟社 取締役(新規事業立ち上げ準備中)

株式会社ローディー 取締役(boketeのアプリを運営)

※2015年9月に株式会社ハロの取締役を退任、ローディーにboketeのアプリ事業を譲渡しています。

もしかしたら、これからもプロジェクトをフォーカスしたり、広げたりすることがあるかもしれません。2005年に僕の師匠、武山政直教授の授業で ”The Rise of Creative Class” を読んでから、こんなはたらき方ができたら素敵だな、と思っていたのですが、まだ世の中に定着はしていないようです。

ちょっとだけ日記書こうと思ったら長くなってしまったけど、意味不明とも思える行動をする僕を理解をしてくれたり、応援してくれたりする全てのチームや友人達に感謝です。

10年後くらいに、未来の中学生が希望を持てるようなワクワクした顔で電車に乗るおっさんになれるように実験していきます。

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イセオサム

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