過去を宝物として考えると素敵
生きていくと、日々寿命は減るけど、過去という宝物が増えていきます。例えば100歳まで生きるとして、今33歳。これまで33年分の過去があって、あと67年分の未来がある。そして、その間に、今の瞬間があります。
これからずっと、僕という存在は過去と未来の間にありつづけると考えると、結局、今の瞬間を楽しく、積み上げていくのが一番なんだろうなあ。
100歳まで生きるってどんな感じだろう
これまで、日本人の平均寿命は80歳と少しくらいと考えていました。しかし、これからそれがまだ伸びていくのが濃厚です。僕の祖母も92歳。少々痴呆はありますが、まだまだ元気です。
健康年齢がそのまま20年伸びる、と考えると、1つ前の世代とは違った生き方が必要になる。それをイメージさせるきっかけになってくれたのがこの本です。前作のワークシフトは、はたらき方の未来について考えさせられましたが、今回は、生き方そのものについて。
自分の中で実験を繰り返しながら、ジョブチェンジ、クラスチェンジをしながら模索していこうと思います。
「初心者になる」ことの楽しさ
とくに、1つの会社で仕事をずっとしていると、後輩が積み上がっていくだけですが、ジョブチェンジをしたらゼロからのスタートになる。そこで、「初心者になること」の大切さ、なんかを学べる世の中になったらイイなと考えています。そして、それはあたらしい趣味を始めることなんかでも体験できるのではと。
経験者じゃなくて、何歳になっても、初心者として学べること。年齢は関係なくなり、その分野においての先人がいる、くらいの感覚で進めるとよいのかな、と考えています。
経験してきた過去は宝物としてとっておいて、新たなものに取り組んでいく。そんな人生を送りたいです。