04 ゲストは高橋メアリージュン

家森が事情を説明しだしました。Vシネの俳優をやってる時に、6000万円の宝くじがあったったんですが、期間が過ぎてから気付いて自暴自棄になって飲み屋に行ったんです。そこで、ペットのハムスターが亡くなって落ち込んでる茶馬子と出会って、慰めているうちに結婚したんです。子供もいたんですが、毎日が苦痛になっていき、別れてしまいました。その後、茶馬子は、お金持ちの息子の西園寺誠と駆け落ちをして、西園寺の親から追われているんです。家森は茶馬子から送られてきた荷物のあて名をたよりに、すずめといっしょに横浜に茶馬子を探しに行きました。その後をしっかり半田は追いかけていました。

小学校の校門の近くに車を止めると、家森の子供の康太を見つけることができました。そこに、茶馬子と西園寺誠がやってきました。すると、家森が康太を抱きかかえて逃げました。追いかける茶馬子の前に半田が現れました。

家森は康太を軽井沢まで連れてきてしまいました。寝る時、康太に「いつ離婚終わるの?大体何か月くらい?」と言われました。それを聞いた家森は、「カルテットやめようかな?定職ついたら茶馬子も」と言ってると、茶馬子がやってきました。西園寺誠は、半田の顔を見ると安心した表情を見せて、お金も無くなっていたのですぐに一緒に帰っていったようです。

「この世の中で一番うっとうしいのは、もう一回やり直そうと思ってる男や」と言う茶馬子に、真紀が「やり直したいって、家森さんはいつも言ってます。人生であんなに愛した女はいないって。結婚って天国だ。妻ってノドグロだ、婚姻届は夢をかなえるドラゴンボールだといつも言っています」と話します。茶馬子が「うそや。あの男がそんなん云うはずないわ」というと、家森が出てきて、「ホントだよ。茶馬子は俺のドラゴンボールだよ。ノドグロだよ。キンキだ。クエだ。イセエビ、関サバ」と言って、茶馬子と仲直りしたかのように二人は笑いました。

しかし、二人きりになると、「仲直りしようよ。おれ、働くから」という家森に、「もう遅いねん、ぜったい言ってはあかんことを言ったんや。あのとき、6000万円引き変えてたら今頃~って言ったやろ。そこに私はおらんかったんやろ。康太はおらんかったんやろ。妻ってな、夫にな、もしけっこんしてなかったらって思い浮かべられることほど、悲しいことないよ。残念だったね、6000万円」と茶馬子は告げました。何も言えない家森でした。

翌朝、半田が来てヴィオラとお金を置いていきました。家森は康太とふたりで、「ノクターン」で演奏会を開きました。その後、家森の演奏を聞いた後、二人は横浜に帰っていきました。手を振りながら涙を流す家森でした。