リオオリンピック開会式と広島平和記念式典

8月の雲【その2】

リオ・オリンピックの開会式をテレビで見ました!

リオといえば、世界的にもカーニバルが有名ですよね♪

派手な衣装に身を包んだ大勢のダンサーたちが繰り広げるパフォーマンスに、フィールドに並んでいた世界中から集まったアスリートたちも、体でリズムを取ってノッていたようでした。

陽気なカーニバルの演出とは対照的に僕の目を惹いたのは、巨大なモニター装置がオブジェ作品のように集積された舞台。

さまざまな映像が切り替わる中、モニターがすべて人の顔のアップで埋め尽くされる場面がありました。それは、まるで、現代美術アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの作品を彷彿させました。

ボルタンスキーの代表作の中に、子供の表情をぼやかした写真を電球で照らしたものを複数、まるで、祭壇のように組み合わせている作品があります。思わず、「死」や「死者」をイメージしてしまいます。

恐らく、この作品を知っているせいでしょうね。開会式で、モニターに映る顔だらけの場面を見たときにイメージがダブってしまったようです。

8月の雲【その1】

オリンピックは、スポーツと平和の祭典と言われています。開会式でも、リオ市長やIOC会長ら来賓が、挨拶の中でしきりに世界平和を訴えていましたね。

一方、今日は、71年前に広島に原爆が落とされた日。広島市では、平和記念式典が行われました。しかし、オリンピックの開催と重なってしまったせいでしょうか、例年よりも注目されなかったようです。

今年5月に、米国のオバマ大統領が訪問、広島に対する世界の認識はアップしたことでしょう。そのせいかどうかはわかりませんが、先日、沖縄の慶良間諸島に滞在しているときに、ヨーロッパから訪れている旅行者と話をしました。旅行中、広島へも訪れる予定だという人が数人いたのです。

4年後の夏、東京オリンピックが開催されます。

開会日は、7月24日。今回のように、広島の記念式典とは重なりません。しかし、オリンピックは、開催国のことを世界中にアピールするには、これ以上ない最高の舞台です。

平和のための祭典でもあるわけですから、世界で唯一の被爆国である日本、そして、広島や長崎のことを世界中に伝えるべきでしょう。

工夫を凝らした華やかで楽しい演出の中の数分でも構いません。2度と忌まわしい戦争を起こさないためにも、日本お得意の視覚や音響技術を駆使して、核廃絶や世界平和を世界中に訴えて欲しいと願います!

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