文庫本見開き絵シリーズ「老人と海」

以前、村上春樹の小説の文庫本の見開きに絵を描きました。

今、泊まっている沖縄・伊良部島の宿、1階の居間には膨大な本が置いてあります。今回、宿主の関山さんの希望もあり、書棚から文庫本をいくつかピックアップして絵を描いてみることにしました。

誰でも知っている小説がいいんじゃないかと思い、数ある文庫本の中から、ヘミングウェイの「老人と海」をチョイス!老漁師とカジキマグロの臨場感溢れる格闘シーンがページのほとんどを占めている小説です。

まずマグロと老人を描いて、その周りに海のイメージを拡げて描いていくと、いつの間にか文字面もはみ出して、見開き全面の絵になってしまいました。

関山さんに見せると、文章が隠れて読めない!とのご指摘。

まあ、目を凝らせば読めないことはありません。でも、かなり読みにくくなったことは確かですね。

しかし、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド ワンダーランド」の文庫見開きに描いたときのブログでも書いたんですが、これは挿絵ではなく、あくまで、文庫本の見開きをキャンバスに見立てて描いた絵に過ぎません。

だから、たとえ文字が判読不明になったとしても一向に構わないのです。

ただ、宿に来たゲストが、小説を読む目的で、たまたまこの文庫本を手に取った場合、夢中になってストーリーを追っている最中に、突然この絵が出て来てしまうことになります。

文章が読みにくい、または、ほとんど読めないというクレームは、受け付けてません。あらかじめご了承ください♪