長年、有楽町フォーラムで開催
されていた「東京ジャズ」。
今年から、NHKホールへ移動!
代々木公園けやき並木の野外ステージ、
センター街なども加え、渋谷の街全体で
行うイベントを目指した模様でしたね。
お目当はつい先日、ロバート・グラスパーと、
テラス・マーチンを中心に結成された
鳴り物入りのスーパーユニット、
「R+R=NOW」!
小雨が降る中、新幹線で東京へ向かいました。
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ホールでのライブ。
前半は、「コーネリアス」。
夏に、六本木の「21_21 デザインサイト」で
コーネリアスの音楽をもとにイメージした、
何組かのアーティストの映像作品を観ました。
そのときと同様、ステージのバックには、
曲ごとに同調したイメージの映像が流れ、
ひと頃流行った、DVJのような趣。
シンプルで強く激しい音が館内に響き渡り、
ピンクフロイドのような
プログレッシブロックも彷彿させましたよ♪
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休憩時間を挟んで、
いよいよ「R+R=NOW」。
のっけから、クリスチャン・スコットの
ソロパートで始まリました。
彼は、最初にアルバムを聴いたときに
衝撃を受けたトランペッター。
でも、音が安定していないのです。
「大丈夫か!」
ちょっと動揺してしまいましたね。
しかし、演奏が進むにつれてノッて来たのか、
抑揚の効いた独特の音を響かせていました!
ロバート・グラスパーは、自らのグループの
ときのように前面に出るのを抑えてまとめ役に
徹していたようでしたね。
目立っていたのは、テラス・マーチンの
ボコーダーボイス!
このユニットは多分に彼の音楽性が反映。
音楽的な柱は、テラス・マーチンなんじゃないかな。
全体としては、そつなく安定して
文句のないまとまった演奏でしたね。
贅沢を言えば、ライブならでは、
観衆をエキサイトさせるようなハプニング的な
要素もあったらよかったかなぁ…^^b
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野外メインステージ
ライブが終わり、けやき並木にライブカーを
横付けしたライブステージへ。
「民謡クルセイダーズ」と、「桑原あい」を鑑賞。
民謡クルセイダーズは、ユニークなバンドですね!!
人は音楽を聴いたとき、知ってる曲だと、
「あ、それ知ってる」とすぐに反応しますよね。
このグループは、そんな誰でも聴いたことのある
昔からある民謡をラテン風にノリノリにアレンジ!
若者から年配者まで、広い年齢層に受け入れられる
要素を持っていそうですね!
理屈なしに楽しめますよ〜⁰^♪
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続いてステージで「嵐を呼ぶ女」と、
自ら語っていた、桑原あい!
それを証明するかのように、ライブ最中、
ときどき強い雨が降っていましたw
女性ジャズピアニストには、男性以上に
力強く演奏するプレイヤーは少なくありません。
彼女もその一人。
でも、なんというか、彼女のプレイからは
ただ激しいだけではなく、内面から湧き出る
さまざまな感情を受け取ることができるような
気がするんです。
母親と喧嘩したあとにつくったという
目まぐるしく音のテンポが変わる「mama」。
そのときの彼女の気持ちが手にとるように届きました。
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野外メインステージでは、金曜から日曜までの3日間、
14組のミュージシャンの演奏を無料で観られます。
著名ミュージシャンをホールで観るのは有料。
でも、野外ステージはタダ!
けやき並木には屋台もたくさん出ています。
ピクニックがてら、ジャズを楽しめますよ♪