「さようならひま部」の先に...新しいひま部がある?

パセロ博士
パセロ博士のひま部室
3 min readDec 5, 2019

みなさまご無沙汰しております。パセロでございます。

ひま部がサービス終了するまでに残り1ヶ月弱。
10月末にサービス終了が発表されて以来、いろんなことがありました。
今日はちょっと「さようならひま部の先に」という話をしたいと思います。

まず、第一に言いたいことは、私は何よりも部員の皆さんの反応に驚いたのです。以前も書いたようにひま部が終わって悲しい、という声が大量に届いていましたが、その最初的なショックの向こう側にさらにひま部員の皆様が好きになる理由が見えてきたのです。

ひま部はいつも、ただのアプリではなく、
「居場所」であることを訴えてきたのです。

今回のみんなのリアクションでそれは本当にそうだったと、
確かめることができました。

まず、終了発表後すぐ、現在メンバー数が2000人まで登りそうな「ひま部存続を求める会」が立ち上げられた。手を組んで、部員一同で存続を要求しようという試み。

そして、それと別にひま部を終了させるという決断をした運営は如何に間違っているかを、ひたすら暑く語り訴えている人も現れた。自分の居場所だから、当然そうする権利がみなさんにあるんだ、と私は思った。「運営をぶっ潰す」という言葉にも感謝の気持ちを抱きながら見ていた。

その次に、それはほぼ同時ですが、アルパカが作った「新しいコミュニティー」を考えるサークルで(現在メンバー数1000人超)建設的な案をたくさんしてくれる人がいっぱいいた。歴史のひと段落が終わるのを認識し、新しいコミュニティーの構築に協力したい、本当に一緒に作って行きたいという意志を持った人たちが、ひま部にはいます。

つまり、何が言いたいかというと、ひま部は間違いなく、特別な場です。

そして自分にとって特別なものを、意志を持って守るというのは、とても正しい衝動で、素晴らしいことだと思いました。

もちろん、好きな人、好きなものは守りきれない時もあるでしょう。

それは切なくて寂しく、腹立たしいことです。

だけど、自分が生きている限り、エネルギーと柔軟性だけがあれば、なんでも再生可能ではないかと思います。何かしらの形で。永遠のものが何もないこの世の中は実は、完全に終わるものも存在しないんだと思います。

ひま部だってそうです。

まあ、これは哲学的な一面ですが、一度現実に戻りますと、ナナメウエはみなさんのご存知の通り、新しいコミュニティーアプリ「イェイ」を準備中でございます。今本当に、エンジニア、デザイナー、テスターのみなさん、必死で作っているんです。

この新しい遊び場はひま部の運営の経験を経て、ルールや仕組みを再考・工夫したものになります。

その発表は後日まで・・・。お楽しみに!

どうかこれからも温かい目で見守って頂きたいです。

「永久のひま部」運営一同の心の声です。

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パセロ博士
パセロ博士のひま部室

ひま部文化研究者。趣味はスズメヲッチング。