環境の変化があり、昔ほど音楽をじっくりと聴く時間が減ってしまった。今では通勤時間にApple Musicで決まった曲を聴くのが習慣になっている。お気に入りのイヤホンは “Nothing Ear(2) Black” でデザインもさることながらAirPods Proと比べ重厚感のある音質が好みだ。
最近のお気に入りアーティストは “YOASOBI” で、もはや説明不要なほど幅広い年齢層で知名度が高いだろう。YOASOBIの楽曲を通勤中に聴くのがルーティンになっていたのだが、ふとApple MusicでMONOを検索した。
数ヶ月に1回やる程度なのだが、昔から好きなアーティストを検索し新譜がでていないかを確認するのだ。昔は仕事帰りに池袋のHMVに立ち寄って新譜チェックしていたのだが、この習慣がなくなったのも時代と環境の変化だろう。
“Pilgrimage of the Soul” は、2021年にリリースされており今私が聴いている今から既に2年を経過している。当時のリリースインタビュー記事を読んだがどうやらメンバーチェンジなどもあったようで、バンドの歴史を巡礼になぞらえているらしい。記事には「バンドは完全に生まれ変わった」という言葉があった。
しかし私が今作を聴いた所感では、MONOの世界観をしっかりと感じられる名作だった。残響の中に光を感じ音が身体に染み込むような感覚はMONOらしいと私は思う。