【戦略ケーススタディ#02競合/協業相手をどう考えるか】ランサーズ勉強会イベントレポート

弊社役員(元戦略コンサルタント)の曽根が講師となる社内向け全体勉強会「戦略ケーススタディ」の第2回目が12月21日に開催されました!

前回第1回目に参加したメンバーに2回目からの参加者も加わり、似たテーマながらも新鮮な議論が展開されました。

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テーマ「潜在的競合/協業相手をどう考えるか」

まず講師からテーマの説明がありました。

今回のテーマ:「潜在的競合/協業相手をどう考えるか」

このテーマに沿って、ある2種類のサービス(仮に、「サービスX」「サービスY」と呼ぶことにします)を題材にして参加者全員で議論していきます。

まず講師から脅威である競合の種類の紹介がありました。

競合と一口に言っても、全く同じビジネスモデルのもの、ニッチ型、ビジネスモデルは異なるが代替サービスとなり得るものという分け方があるとのこと。

今回も第1回目と同じく、「代替サービス」がお題となります。第1回目「潜在的脅威をどう考えるか」は、新たな代替サービスについて議論しましたが、今回は協業関係にもなり得る競合相手について考えます。

例えるならば、楽天とAmazonの様な完全なる競合関係ではなく、楽天とカカクコムの様な関係です。

参加者はランダムに指定された4人を1チームとして、60分のディスカッション&プレゼンを行いました。

白熱する3チームの議論

議論のお題は、空(事実認識)、雨(解釈)、傘(判断)の3つのフレームワークで考えていきます。

  1. サービスXまたはYは、脅威になると思う?なるとしたら、それはなぜ?
  2. サービスXまたはYの何が肝か?どんな打ち手が考えられるか?
  3. サービスXまたはYを脅威ととらえた場合、それにどうやって対処すべき?

お題が発表されると、早速ディスカッションがスタートしました。

今回は、「からあげチーム」「トンテキチーム」「ハンバーグチーム」という楽しいチーム名に分かれて議論しまた。

各チーム白熱した議論!立って議論すると、アイディアが出やすい?というチームも

競合関係でも喧嘩するのか協力するのか

まず1つ目のお題である、「脅威になると思うか?」と言うお題に関して、各グループの発表です。

からあげチームの発表では、集客とターゲットの違いに着目し脅威になる/ならないと両方の意見を出していました。

トンテキチームの発表では、サービスYについて集客の点、それによる弊社の強みだった点が強みではなくなることに脅威になると考えていると発表しました。

ハンバーグチームは、リアルとネット、単価の2軸で4象限の図を使いながら、過去は別のポジショニングだったが現在はポジションが被ってきている事を説明しました。

またユーザから見るタッチポイントの範囲が被ってきているため、脅威になると発表しました。


講師から、今回のサービスX&Yはフレネミー(Frienemy)なのかコーペティション(co-opetition)なのか、という問いがありました。

フレネミーとは、「友を装う敵」のこと。 friend(友)とenemy(敵)で作られた造語。
コーペテションとはcooperation(協力)+competition(競合)で作られた造語。

今や世界の時価総額トップレベルのAppleとGoogle、両社は今でこそ競合関係ですが、実は昔はGoogleのエリックシュミットはAppleの取締役で蜜月の関係だったそうです。

同様に、時間軸で考えると関係は変わる。今は仲良くても、今後は競合になると言う考え方が説明されました。

三者三様の結論になった打ち手

次に「サービスXまたはYの肝は何か?」という議論に移ります。各自サービスXの担当者になりきり、意見が発表されました。

多く出た意見としては、以下2つです。

ユーザーを増やしNo1になること、そのための獲得の戦略にスポンサーや広告宣伝費を投下する。そしてサービスの情報提供の精度をあげる。データをどう集めるかという話も出ていました。

講師からのCookpadの例が紹介されました。

Cookpadのサービスの肝はレシピ数と検索精度で、またその精度高い検索を使わせるUI、検索機能自体をマネタイズしているとのこと。

さらに精度の高い検索を実現するためには、データの整備も肝になるとのことです。


最後に、この脅威に立ち向かう対応策を考えます。徹底的に戦うというチーム、ポジショニングをしてふんわり棲み分けをする、まずは協業するという、と言う3チーム全く別の結論になりました。

三者三様の結論で盛り上がりを見せたところで今回は終了です。

まとめ

今回は第1回と異なり、異なる結論が興味深い会となりました。

また、協業とも競合相手とも捉えられる相手とは、立体的なポジショニグとなり議論もとても盛り上がっていた様です。

来週は「巨人の参入にどう立ち向かうか」というテーマになりますので、お楽しみに!