中判フィルム ペンタコンシックス購入
アーティストのharaoさんの撮る写真が好きで、過去のブログ記事を見ていたときに、ペンタコンシックスという中判カメラの紹介を見つけた。
東ドイツのツァイス・イコンが生み出した、ペンタプリズムのコンタックス。だからペンタコン。ツァイスレンズが使える上に、2~4万円という低価格帯。
一方、レンズの素晴らしさと反比例するボディの悪評。1/125の壊れやすさ、巻上げとコマ被り問題…。
レンズは最高、ボディはじゃじゃ馬。そんな印象のペンタコンシックスを知って以来、気になってしょうがなくなってしまった。
それから暫くの後、ebayでオークションに出品されているのを発見してしまった。入札したのが私一人だったので、すんなり落札となり、それから約半月を経て、遥々スロバキアから私の元にやってきた。
ウエストレベルファインダーも良い映り。暗いという噂を聞いていたのだけど、全然そんなこと無かった。
ちなみにアイレベルファインダもあるんだけど、こんなので撮る人は本当にいるのだろうか。
特に、やはり、レンズがいい。Biometar 80mm f/2.8。黒の鏡胴はマルチコート仕様の証でもある。一世代前のモデルは、白黒のゼブラ柄の鏡胴が特徴的である(そっちもカッコいい)。
今週末のワークショップ2Bは、野外で2回目となるポートレート写真を撮影する。前回のポートレート撮影で学んだ技術を使って、ペンタコンシックスのデビュー戦に挑みたい。