中判フィルム ペンタコンシックス購入

OKUMURA Takahiro
ワークショップ2B学修記
4 min readSep 18, 2017

アーティストのharaoさんの撮る写真が好きで、過去のブログ記事を見ていたときに、ペンタコンシックスという中判カメラの紹介を見つけた。

東ドイツのツァイス・イコンが生み出した、ペンタプリズムのコンタックス。だからペンタコン。ツァイスレンズが使える上に、2~4万円という低価格帯。

一方、レンズの素晴らしさと反比例するボディの悪評。1/125の壊れやすさ、巻上げとコマ被り問題…。

非常に独特というか、なんでやねんという気持ちになるフィルムの巻上げ方(だがそれがいい)

レンズは最高、ボディはじゃじゃ馬。そんな印象のペンタコンシックスを知って以来、気になってしょうがなくなってしまった。

それから暫くの後、ebayでオークションに出品されているのを発見してしまった。入札したのが私一人だったので、すんなり落札となり、それから約半月を経て、遥々スロバキアから私の元にやってきた。

オーバーホール済み、カール・ツァイス・イエナのビオメター、レザーケース付き。2.4万円。安い!!

ウエストレベルファインダーも良い映り。暗いという噂を聞いていたのだけど、全然そんなこと無かった。

逆光などの悪条件でなければとてもクリアに映る

ちなみにアイレベルファインダもあるんだけど、こんなので撮る人は本当にいるのだろうか。

ただの覗き穴である

特に、やはり、レンズがいい。Biometar 80mm f/2.8。黒の鏡胴はマルチコート仕様の証でもある。一世代前のモデルは、白黒のゼブラ柄の鏡胴が特徴的である(そっちもカッコいい)。

カール・ツァイス・イエナのビオメター。“DDR” はドイツ民主共和国、通称・東ドイツの略称

今週末のワークショップ2Bは、野外で2回目となるポートレート写真を撮影する。前回のポートレート撮影で学んだ技術を使って、ペンタコンシックスのデビュー戦に挑みたい。

カッコいい
ボディをもった時に、シャッターボタンの位置に右手人差し指が自然と乗るよう設計されている
裏ぶたを開けるとこんな感じ

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渡部さとるさん主宰の写真のワークショップ2Bで学んだことを書き連ねていきます

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Written by OKUMURA Takahiro

Software engineer. Satoru-Watanabe’s Workshop 2B 57th.