文章力について

定期的に作家や作家志望の人たちの間でしばしば話題になることだけど。

赤月カケヤさんといえば『俺が生きる意味』というラノベで僕は知った作家さんだ。この作品に関しては何年も前に出た作品で「読むのが止められない」と思ったくらい引き込まれる面白い作品であったことを思い出せる。そのため赤月カケヤさんが語った文章力に関する話はとても参考にできる。

理論的に文章力について理解を深めたいのならば赤月カケヤさんのツイートのリンクを開くだけで大丈夫だと思う。そこら辺のビジネス本を買うよりも分かりやすい。さすが何冊も面白さを突き止めて作品を書いている作家さんです。経験値が違います。

だからこそ、僕は感情的に文章力について語ってみようと思っています。


「文章力<面白さ」

本題はどうした?論点のすり替えだろう。というのかもしれない。

しかし、文字とは装飾物だと僕は思っている。

たとえてみると服のようなモノ。

想像してみて欲しい、イケメンは何を着ても格好いい。美少女は何を着ても可愛い。

しかし、不細工は格好いい服を着ても不細工だ。相手の好みに合わせた服装でも不細工だ。つまり何を着ても不細工なのだ。……強く生きよう。大丈夫、筋肉は裏切らない。


需要と供給

・小説家ならば、物語の面白さこそがメインではないだろうか。

・ライターならば、記事の重要性や精度ことが読者に求められているのではないだろうか。

もっとも物語の面白さの中に文章力が良いことが込められているとも言えるのかもしれないけど。……一読者としていうならば、面白さの定義は人によって違う。どんな名作と呼ばれていても批判批難する人はいるし。どんな駄作と呼ばれても美麗絶句を送る読者もいる。そのため最低限の作法(誤字・脱字、誤用など)さえ守れていれば文章の書き方はそこまで拘る必要がないのではないかと思っている。

一読者としては小説は面白ければ良いし(誤字脱字もあんまし気にしない、読みづらくても面白いと絶賛した作品は山ほどある。)、ニュースメディアは記事の重要度と精度が欲しい。

小説における誤字脱字に関しては小説家になろうというところで人気を出して出版にこぎ着けた作家さんが校正で大量の修正を食らうのは良くある話でもある。


某読みやすい本とは、で語られた有名な一文は

「ページの半分がメモ帳(空白)であることが読みやすい本の現実」

某文章力をあげる本では、

「過去の文豪の真似をすれば良い(夏目漱石など」

と語っている。過去の書物の多くはページを埋め尽くす勢いで文字を書いていたし、そうやって考えると……僕はやはり、もうどっちでもいいんじゃないかなーと思っている。

それに最近話題になったことだと、『文章力が足りて無い』として新人賞に落ちた作家が同じ作品で億単位の印税を稼いだこともある。……やはり(以下略。

奇抜な描写も良いと思う。たとえば西尾維新は型破りな描写がずば抜けている。あれはあれで面白い文章だと僕は思います。……(以下略


今回話題にあげた理由は作家の編集者が作家に対して「文章力が足りていない」といったことが原因だったため謎な部分が多い。

稲庭淳さんといえば新人賞で受賞したプロの作家さんだ。

ラン・オーバー圧倒的な主役たちによる物語の展開の引き込みは舌を巻くレベルだったと覚えている。また「カテゴリエラー」と熟練作家から呼ばれた作品として今までのラノベには滅多に無い話を読ませて貰ったので記憶に濃く残っている。とても面白かった一作。

このレベルの作家さんが文章力がないと称される世界だとは深いですね……。

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