新大学1年生、もしくは僕の弟に捧ぐ5つのアドバイス

廣田達宣@issues運営
廣田達宣のブログ
6 min readApr 10, 2018

4月ですね。新大学1年生の皆さん、入学おめでとうございます。そろそろキャンパスにも慣れてくる頃でしょうか。

僕も11年前は皆さんと同じ立場でした。

大学生活の最初の3年間は、アイセックという海外インターンシップを運営するNPOでの活動に捧げました。

そして在学中に共同創業した教育×ITのスタートアップで、卒業後も含めて5年ほど勤務。

結婚と同時に退職し、フローレンスという保育のNPOで1年間働きました。これから保育×ITのスタートアップを始めます。

詳しくはこちら

この春、僕の弟が慶應SFCに入学しました。

この記事は彼への入学祝いがてらで書いたものです。せっかくだし他の方の参考にもなればと思って一般公開しています。

1. 最初は出来る限り世界を広げよう

高校までの自分が如何に狭い世界にいたかということを、いまあなたは強く感じていると思います。

卒業後、好き×得意な分野を仕事にすると人生は本当に豊かになります。そんな分野に、あなたはまだ出会えていないかも。

何事もやってみないとわかりません。意識して、これまで知らなかった世界に飛び込んでみましょう。

授業やサークルの情報には全てに目を通し、気になったものには顔を出し、面白そうなものは試しにやってみましょう。

例えば僕は1年前期、気になる教養科目を全て受け、5つの団体で活動し、夏休みにタイのスラムに滞在したりしていました。

2. しばらくしたら絞り込んで軸を作ろう

色々な活動を並行してやってみた後、どこかで一旦整理しましょう。1年生の夏休みの終わりくらいが丁度良いと思います。

ポイントは軸になる活動を1つ決め、残りはそれに活きそうなものを選ぶこと。関係ないものは全て完全に切りましょう。

軸がないと糸のない凧のようになってしまいます。特にあなたの通う慶應SFCのカリキュラムはそうなりやすいので注意。

逆に、軸となる活動で成果を出す為に学ぶと、学習効率が圧倒的に上がります。Input/Outputを相互に繰り返しましょう。

また生活費を稼ぐ際にも軸を意識しましょう。軸に活きるバイトをするのも良いですが、軸を活かして稼げたら最高です。

3. 最後の0.5%までやりきろう

あなたは「三木谷曲線」という考え方を知っていますか?

楽天の創業社長・三木谷さんは、99.5%までの努力と、最後の0.5%をやり切るのとでは、結果に大きな差が出ると言います。

ここでいう「結果」を「成長」と読み替えても同じです。原典とは少し違いますが、こんなイメージです。

縮尺がアレですが脳内補完してください

あなたも、高校までの部活動や勉強を通して、同じ経験則を感じた事があるかもしれませんね。

選んだ軸とそれに連なる一連の活動を1セットと捉え、最後の0.5%までやりきりましょう。そこそこで満足してはダメです。

24時間そのことを考え、悔しくて泣いたり、憤って本気で喧嘩したり。それくらい、全力全開で没頭しましょう。

「結果」や「成長」もそうですが、後から振り返った時に最高の思い出になります。本気って、大変だけど超楽しいよ。

4. どんどん失敗してそこから学ぼう

人は挫折から学び、克服した時が1番成長します。「失敗は成功の母」とよく言いますよね。

しかも学生のうちは、失敗に伴って失うものがとても少ない。いわばボーナスタイムです。

大学生活で失敗よりも成功が多いなら、それは挑戦の難易度が低すぎます。恐れず、身の丈を超えた挑戦をしましょう。

そして、失敗したら結果に誠実に向き合い、挽回に全力を尽くしましょう。得た学びを胸に刻み、次に活かすんです。

失敗から逃げるのは最大の成長機会を放り捨てるのと同義です。何より周囲の信用を失います。辛くても向き合いましょう。

5. 尊敬する相手との繋がりを大切にしよう

「長い時間をともに過ごす5人が未来の自分を形作る」とよく言われます。それくらい人間は周囲に影響されるんです。

尊敬できる友達とつるみましょう。逆にそうでない友達とは距離を置きましょう。

「この人のここを盗みたい」と思う目上の相手を複数持ちましょう。出来れば定期的に相談に乗ってもらいましょう。

そして、そういう素敵な人たちに付き合ってもらえるような自分でいましょう。その為に努力を重ねましょう。

以上、5つのアドバイスでした。あなたの大学生活が実り多きものになりますように。

Bon voyage!!

P.S.

ここまで読んで下さった大学生の方へ。いま僕は「保育×ITで世の中を変える!」というチャレンジに取り組んでいます。

それに向け、下記の条件にあてはまる大学生の方(新入生に限りません)にユーザーインタビューをしたいなと思っています。

  • 自宅もしくはキャンパスが23区内
  • ベビーシッターのお仕事の経験があるor興味がある
  • 女性

曜日・時間帯問わずご都合の良い時に、23区内ご指定の場所で、30–60分ほどお話を聞かせて頂くイメージです。

大学生活や将来のキャリアに悩んでいる方の相談にも乗れると思うので、当てはまる方は下記までご連絡ください。

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慶應経済→スマホ家庭教師manabo(取締役として共同創業 / 駿台グループに売却)→フローレンス(保育士 / 文京区子育て支援課と共にこども宅食立ち上げ)→issues https://the-issues.jp 創業。身内に官僚がおり、半ばプライベートで官僚の働き方改革ロビーに取り組んでいます。