ぼうけんをはじめる
スーパーベターを目指して
『スーパーベターになろう!』という本がある。以前Wantedlyでも紹介したが、要はゲームの考え方を借りて、自らの心身の健康を作ろうという趣旨の本だ。
この数年、何もやる気が起きず、何とかしようと新しいチャレンジをいろいろとやってみたが結果どうにもならなかった。そもそもがやる気に満ち溢れた人間ではなかったのでこの程度何とかなる、これまでも何とかしてきたんだからと考えていたが、事態は思いの外酷い方向に転がり落ちていく。自分の出来が悪いだけだが、仕事をしても成果に繋がらない。やりたくなくてもやる、しかし集中力はどんどん落ちていく、さらにやりたくなくなる。「昔はそんなじゃなかったじゃない」と笑顔で言われても「それはもう別人の話でしょう」とすら思う。
ただただ困っている。人の役に立ちたいと思っているのに結果は正反対。この状況を打破せねば。しかしどうしていいかわからない。病院には行きたくない。そこで冒頭の本の出番である。要は運動やコミュニケーションなどのトレーニングを積み重ねることで自身の自信を強化していくのが「スーパーベター」の考え方だ。ドラクエの主人公のようにザコ敵を倒し経験値を貯め、強い装備を手に入れ、目的に向かって進んでいく。どんなに強い魔王でも最後に(誰でも)倒せるのがドラクエの素晴らしさであり、それを現実に置き換えることができるなら。
このブログは俗に言う「冒険の書」である。日常の中で自分がスライムを倒し続けてているのだと忘れないためのセーブデータだ。毎日自分が強くなったことを確認するための記録を残すのだ。
このブログを書こうと思い始めて2日過ぎてしまったが、決意した日に私は久しぶりにジムに泳ぎに行った。「スーパーベター」の中でも運動は重要な要素である。
戦闘の記録
- 水泳 平泳ぎ: 520m
- 水中ウォーキング: 160m
- ヨッピー先生式入浴法: 3往復
「運動は悪」を唱えている私だがすっきりとした気持ちになった。現状大した数字ではないが、無理せず数字を伸ばしていくことにする。
「スーパーベター」ではパワーアップアイテムと呼ばれる要素が登場する。お気に入りの食べ物だったり場所だったり、何か自分の気持ちを高められるようなものを増やしていくことを推奨している。
パワーアップアイテム
- 日本人初プロゲーマー梅原大悟氏による講演「一日ひとつだけ強くなる」
「1日一つだけ強くなる」という言葉がすでに「スーパーベター」と同じ考えなわけで、ちょうどいいタイミングに見れてよかった。文字起こしもここで読める。
次回以降はメモ書き程度にしていく。誰の為に書くわけでもないブログは久々なので心地よい。