コーヒーを飲みに行く。
仕事中もコーヒーをがぶ飲みしてるけど、ときどき、仕事場から出て少し歩いてコーヒーを飲みに行く。

御成町のTHE GOOD GOODIESは、最も良く行くコーヒースタンド。とても小さいお店、スタンドなので店内に席はない。仕事で都内に向かうとき、鎌倉駅に行く前に、ちょこっと寄ってコーヒーとスコーンを買ったりする。週末になるとお店の前に、小さなお花屋さんが出て、可愛い。近くのスーパーで買物して、コーヒー飲みながら、ちょっとお花を選んでみたりして……なんだか、とってもおしゃれな奥さまになったような気分になったりもする。
THE GOOD GOODIESでは、カウンターでマスターがコーヒー落とすのを眺めながら、壁に寄りかかって飲む。でも、なんとなく寛ぎ感のある不思議な空間。おしゃべりしながら、長居してる人もけっこういる。お店の前のスペースにベンチがあって、そこに座って飲むこともできる。コーヒーは軽めのローストで、すっきりしていてコクがあるって感じ。いつ行っても旨い。ここのエチオピアは、酸味もちょうど良くてほのかに甘くて、今一番のお気に入り。
小町のcafe vivemont dimancheは、日本一のカフェとも言われる有名店だけど気さくで気持ちのいいお店。広々したお店で、団体さんが大きなテーブルを独占してることもあるけれど、不思議と大ざっぱな感じが全くしない。オムライスが旨くてお昼ご飯に行くことも。
東日本大震災のとき、鎌倉は直接的な被害はなかったけれど震災後に停電が続いた。計画停電で、一日2〜3回、停電することもあった。多くのお店が休業する中で、cafe vivemont dimancheはやっていた。震災の翌日もやっていた。できないメニューもありということだったけど、ワッフルも食べたし、もちろん旨いコーヒーも飲んだ。店内は、照明がついてないだけで、いつもと同じようなカフェらしい雰囲気を保っていた。さすが日本一のカフェ、根性あるな! と本気で思った。
小町通りの八幡宮よりの小道の奥にあるCAFÉ beeは、格別なカフェ。日本を代表する写真家・映像クリエイターである、十文字美信氏がオーナーだ。ここに来たら、かわいいお店とか、すごくセンスが良いとか、おしゃれな雰囲気とか、お花がきれいとか、お庭が素敵とか、いろいろ思うことはあるだろうけれど、とにかくべらぼうにコーヒーが旨い! ものすごく旨い!! しっかりローストされたコーヒーは、口の中で甘い。
オーナーの十文字先生(尊敬しているので、ここからは先生と呼ばせて頂く)は、ただお店を経営しているのではない。十文字先生が自らコーヒーの生豆をローストしている。しかも手回しのドラム型焙煎器を十文字先生自らが工夫して設計し、特注で制作。その焙煎器で夜な夜なローストしているのだとか。1回にローストできる量は850g。そんなコーヒー豆をネルドリップで淹れて、600円から700円ぐらいで出してしまうなんて、すごい! さらに、撮影などで外出していない時は、十文字先生自らが淹れているとのこと。「すごすぎる」という表現は嫌いだけど、すごすぎる!
CAFÉ beeで、コーヒー飲まないでジュースとか紅茶とか飲んでる人を見かけると(ジュースや紅茶も、ここならきちんと美味しいに決まってるけど…)、「コーヒー飲みなさいよ!」と、注意したくなっちゃう。
ケーキも自家製で美味しい。季節のケーキがある時は、すかさず注文するけれど、ケーキを食べながらコーヒーを飲むのではない。コーヒー飲んでから、ケーキを食べて、その後にまたコーヒーのお代わりを注文する…今、思ったんだけど、これって、お抹茶いただくときみたいだな。
仕事の合間に、コーヒー飲みに行くだけでも、心躍る街、鎌倉。コーヒーブレイクで、仕事がはかどるかどうかは別のお話。

