内容よりも文字数?モテる自己紹介文の書き方とは。

オンラインデーティングでモテるためにはプロフィール写真が何よりも大事というのは誰もが納得の周知の事実だと思います。しかし、一方で写真だけではその人の内面を知ることはできません。相手の内面を知る、自分の内面を伝える最適な手段、それが自己紹介文です。

この自己紹介文、気恥ずかしさからかきちんと記入していない人が意外と多いのですが、自己紹介文を入力することによって異性とマッチングする確率が格段に上がるって知っていましたか?本日はこの自己紹介文の書き方についてお伝えしましょう。

一般的なサイトでは、“悪い”自己紹介文例として以下のようなものが紹介されています。

  • 何も書いていないか、「はじめまして」等の挨拶のみ
  • 他の人と同じような内容で特徴がない
  • 誤字脱字がある(⇒頭が悪そうに見える)
  • 相手に対する好みが詳細に厳しく書いてある

確かにこれに該当する自己紹介文は論外であり、間違いなくマッチング率を低下させるものです。でも、これって当たり前…。基礎はきちんとおさえた上で、マッチング率を向上させる自己紹介文とはどのようなものなのでしょうか?

「プロフィールをご覧いただきありがとうございます」などの相手への経緯を示す?

相手が思わず話しかけたくなるような自分の趣味を書く?

こういったこともマッチング率を向上させる上では、ある程度効果的なものでしょう。しかし、米国の人気デーティングサイト「Coffee Meets Bagel」によると、モテる自己紹介文を作るためには、さらに重要な要素があるようです。

出典:The Beautiful Truth About Online Dating

上記の2つの自己紹介文にはほぼ同じ内容が書かれています。どちらも、自分のことを「最初はシャイだけども、ポジティブかつ努力家である」と紹介し、「面白くて正直でオープンな人が好き」と言っています。

しかし、この2つの自己紹介文の場合、右のほうがマッチング率は圧倒的に高いというのです。

以下のグラフは、CMB上で恋人を見つけた人(Couple)とまだ見つけていない人(Single)の自己紹介文の文字数を比べたものです。

グラフを見れば分かる通り、恋人を見つけた人たちの自己紹介文はそうでない人たちに比べて、1.4倍も文字数が多かったのです。恋人を見つけた人たちが、とりわけ魅力的だったわけではありません。ただ、自己紹介文の長さが違っただけなのです。

そして、この結果は何も米国だからとか、英語だからというわけではありません。次のグラフは日本のPairsにおいて、自己紹介文の文字数といいね数の関係を表したものです。

出典:積極的な自己紹介で何倍モテる?

ご覧の通り、綺麗に自己紹介の文字数といいね数は比例しており、CMBの分析と全く同じ結果が出ているのです。

オンラインデーティングで理想の相手を見つけたいと思っている皆さん。自己紹介文を書く時は、文章を長い時間かけて推敲するのも良いですが、まずは出来るだけ長く書き自分のことを思う存分伝えてみましょう。たったこれだけで相手からアクションをもらえる確率は37倍にもなるのです。

え、僕のPairsのプロフィールはどうなっているかって?もちろん500文字の制限ギリギリまで書いてあります!笑

--

--

Keisuke Kamijo
恋活/婚活に効く オンラインデーティング学

「生協の白石さん」ブログ元管理人。Mrk & CoのCEO。DineというOnline Datingアプリを北米を中心に展開中。サービスを作ることが好きで、前職のDeNAでは日本/海外向けソーシャルゲームのプロデューサーをしていました。