外国人の恋人を作りたい人必見!米国で人気のデーティングアプリ5選

日本ではPairsやOmiaiをはじめとした恋活/婚活サイトが流行の兆しを見せているオンラインデーティング市場。世界最大の市場は米国と言われ、先日もご紹介したように16%ものカップルがオンラインデーティング経由で結婚する時代となっています。では、そんな米国ではどんなサービスが流行っているのでしょうか?

米国では古くはMatch.com(1995年)に始まり、様々なオンラインデーティングサイトがリリースされてきました。その数なんと2000以上とも言われていたり…。とはいえ、いわゆる人気サイトは10個程度に集約されつつあり、それを超えるようなサービスは現れないのでは?と思われていた時期もありました。

しかし、スマートフォンが普及し出した2012年。そんな市場に彗星の如く現れ、一気にシェアTOPに躍り出たサービスがあります。それがみなさんもご存知であろうTinder。彼らの登場によりスマホ専用のオンラインデーティングアプリに大きな注目が集まるようになります。

本日はスマホ専用でリリースされ、次世代のオンラインデーティングサービスと目されている幾つかのアプリをご紹介しましょう。

Tinder

まずはこのアプリ。2012年にロサンゼルスでデビューしたTinderは瞬く間に世界中に広がり、今や月間5000万人が利用するアプリに成長しました。右スワイプでLike、左スワイプでNoneという独特のUIは、他分野のアプリにも真似されるほど。日本でも順調にユーザ数を伸ばしており、東京近郊ですと既に十分なユーザ数がいるようです。ただし、かなりカジュアルな雰囲気のアプリのため、本国アメリカでは「ヤリ目アプリ」と非難されていたりと、真剣に婚活をしたいという人には向かない可能性もあります。

Hinge

ほぼ無制限にスワイプができるTinderと違い、1日10人のみの紹介に限定したアプリがこちらのHinge。使い方はTinderと全く一緒で右スワイプがLike、左スワイプがNoneです。マッチングロジックとしては、Hingeは自分の交友関係の延長線上から相手を紹介することを重視しており、「友達の友達」もしくは「友達の友達の友達」が候補として紹介されます。僕はサンフランシスコのユーザとして利用していますが、Hingeは可愛い子が多い印象。アメリカ人の恋人を現地で作りたい方はぜひ使ってみてください。

Coffee Meets Bagel

ロサンゼルスの3姉妹がローンチしたこのCMBは毎日12時に1人だけお相手を紹介してくれるのが特徴。Tinderとは違い、一人ひとりの相手に対してお互い真剣に向き合えるというわけです。ユーザレビューでもこの紹介方式は意外と評判が良く、「1日1回確認すれば良いので気が楽」「1日何時間もデーティングサイトにかじりついている人とは出会いたくない」と、多くの人がこの日替わりの出会いを楽しんでいるようです。ちなみにこのCMB、他のデーティングサイトと違い、女性会員の比率がなんと60%。女性の心をがっちりと掴んでいるようです。

Bumble

こちらはTinderの創業メンバーの女性が、同じ創業メンバーの男性をセクハラで訴えた後、Tinderに対抗するものとしてリリースしたアプリ。2014年にリリースされたばかりなのでまだユーザは少ないですが、日本でも使えます。Tinderとの大きな違いは、マッチングした後の最初のメッセージが女性からしか送れないということ。しかも24時間以内に!男性的には何の意味があるのそれ?、という感じですが、女性的には変な男性からのメールが来ないように主導権を握りたいということなのでしょうか。

Happn

最後は米国ではなくフランス発ですが、欧米を中心に急上昇中のデーティングアプリ。このサービスはTinderとは少し趣向が違い、ユーザ同士が街中ですれ違うと、アプリ内にリストアップされていくのが特徴です。つまり、知らぬうちに一度会ったことがあるかもしれない人たちとアプリ内で再会できるわけです。ただし、少し微妙なのが、すれ違いの定義が半径250m以内ってこと。それってもうすれ違いじゃなくね…?っていう声がユーザからもちらほらと上がってきております。

以上、米国で人気のアプリ専用デーティングアプリ5選でした。今回はかなり王道どころをご紹介しましたので、知っているサービスも多かったかもしれませんが、どれもユーザ数が結構いるアプリなので米国に行く際にはぜひ使ってみてください。

マニアック版はまたの機会に!

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Keisuke Kamijo
恋活/婚活に効く オンラインデーティング学

「生協の白石さん」ブログ元管理人。Mrk & CoのCEO。DineというOnline Datingアプリを北米を中心に展開中。サービスを作ることが好きで、前職のDeNAでは日本/海外向けソーシャルゲームのプロデューサーをしていました。