半信半疑の事業の方が結果的にうまくいく理由

当たり前ですが、多くの人が「その事業イケそうだよね」という事業は、そんなにスケールしません。だって競合他社も同じように考えるはずなので、結果的に競争過多になって利益を生み出せなくなっていきますから。

もちろん、スピード勝負で資金をガリガリ使って一気にエグジットまで持っていく戦略もありますが、それはエグジットを目的にしたやり方。だからもし、世の中を変えるほどの事業をしたいのなら、このやり方はオススメしません。

そもそも、競合他社がやってくれるなら、わざわざ同じようなことを自分たちでやる理由はありません。以前、私は事業の立ち上げに失敗しましたが、競合がちゃんとやってくれていたので「それなら自分がやる意味はないな」と感じて素直に撤退することができました。

いやいや、参入者が増えて競争原理の元で各社がサービスを改善していくことにも意味があるんだぜ

という意見もありそうですが、競合のことばかり気にしていてもユーザーにとって価値の高いサービスを提供できるとは思えません。競争原理に頼るまでもなく、今はユーザーの方を向いて事業を作るほうがサービスは良くなっていきます。インターネットで賢くなったユーザーは既に、企業よりも優位な立場にいますから。

過当競争は疲れるだけ。戦略的に避けるべきです。他の人がちゃんとやってくれてるならそれでいいじゃないですか。

半信半疑な事業こそ可能性がある

まだ誰も気がついていない段階で参入すること。変化の流れを読んだときに、いい波が来るのはどこかを察知すること。これが、事業の成功のために必要なセンスだと思います。

顕在化してわらわらと企業が参入している段階ではもう遅い。むしろ「あいつら何やってんだ?」「俺たちうまくいくかな?」くらいの感覚の方が、結果的にうまくいっている事例がたくさんあります。

メタップスの佐藤航陽さんも著書「未来に先回りする思考法」の中で言っていますが、変化を点ではなく線で捉えるべきです。

線で捉えてパターンを認識したときに、初めて確からしい予測ができるようになります。

変化の捉え方については私も以前書いたので、そちらも読んでもらえると参考になるかと思います。


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