新規事業系フリーランスの生態

ディスカッションパートナーという仕事を約2年間やっています。具体的にやっていることは定期的な壁打ち相手で、それ以上でもそれ以下でもありません。

でも、誰でも新規事業の壁打ちが務まるわけではありません。少なくとも新規事業の立ち上げを経験していたり、一定の対人コミュニケーション能力が必要です。でも、それだけでも十分ではない。

では、具体的にどんな人がディスカッションパートナーのような「新規事業系フリーランス」になるのでしょうか?それが昨日開催されたイベントに登壇するなかで少し見えてきました。

登壇しているときの様子。飲みかけのコーヒーを台に置いたのを最後まで放置してしまった

私以外にも2人の新規事業系フリーランスが登壇していたので、簡単にご紹介します(募集ページのプロフィールから抜粋)。

正能 茉優さん
大学在学中に友人と2人で「ハピキラFACTORY」を起業。大学卒業後、博報堂に入社。2016年にソニーに転職。現在も事業を継続しながら勤務を続ける。
角田 夕香里さん
ソニーに研究職として入社し、プランニング、量産、マーケティングと、新規事業開発の一連のプロセスに携わる。量産化が決まった時点でソニーを退社。フリーランスとしてその事業のマーケティングに携わりながら、他企業の新規事業プロジェクトにも参加。

3人の共通点として、「プロ」であることを上げたり、「異物」として組織の常識や固定観念を揺さぶる存在であることが挙げられました。

異物感を維持しつつ、一方でプロジェクトメンバーとしてコミットしていく絶妙な距離感が必要なんでしょうね。

また、イベント後に私のFacebook投稿にドコモの方がコメントしてくれて、良い観点をいただきました。

コメントはこんな感じです

なかなかハードル高めですが、こういうハードルをそれぞれのスタイルで飛び越えているのが新規事業系フリーランスだと感じました。

最近は、新規事業に限定せずにディスカッションパートナーのユニットを作ることで様々な企業のニーズに応えようと「議論メシ」というコワーキングサロンを始めました。こちらもどんどん推進していきます。

ディスカッションパートナーのニーズがあればいつでもご依頼ください。

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Yusuke Kuroda(黒田 悠介)
文系フリーランスって 食べていけるの?

「フリーランスを実験し、世に活かす」という活動ビジョンのもと自分自身を実験台にしているフリーランス研究家。東京大学→ベンチャー社員×2→起業→キャリアカウンセラー→フリーランスというキャリア。ディスカッションパートナーを生業とし、新規事業の立ち上げを支援。その他、議論メシ代表。FreelanceNow発起人。