2017年のまとめ(実績値と未来目標)

働き方に関する議論が毎日のようにメディアやイベントで取り沙汰され、じつは食傷気味だったりします。もういい加減飽きたよねと。

でも、こういったみんながそう言っている「雰囲気」こそが重要です。働き方を変えるために必要なのは国の制度や法律ではなく、働き方にまつわる「慣習」を変えることだからです。

そういった意味では、ある政治家さんとの対話で出てきた「働き方改革という言葉を誰もが口にするようになったこと自体が政府の成果である」という言葉も合点がいきます。

プレミアムフライデーの取り組み単体では「あれはなんだったんだろうねw」と感じる人もいると思いますが、あれも1つの「雰囲気」作りだったのかもしれませんね。

さて、そんな雰囲気が充満した2017年ももうすぐ終わります。2018年は働き方改革の「実践」の年になると期待しています。

文系フリーランスの私にとっても変化の多い一年だったので、少しまとめてみたいと思います。ここに書いたことが「雰囲気」の足しになればいいなあと。

2017年はどれくらい儲かったのか?

いきなりお金の話で恐縮ですが、イベントに出るとよく儲かるのかどうか聞かれるので、一番最初にお金の話をして、ちゃんとお伝えしたいことはこの後にきちんと書くことにしました。

今年の文系フリーランス黒田の事業売上は以下の通り。

8,032,559円( 前年比+1,103,762円)

クライアントとしておつきあいした企業数は以下の通り。

32社(前年比+11社)

ディスカッションパートナーとしての報酬が約800万円で1時間あたりの平均単価が2万円くらいなので、だいたい本業で働いていた時間は以下の通り。

400時間

稼働日数がだいたい130日くらいなので、稼働日1日あたり3時間くらい働いていたことになります。暇人かよ。

これ以外の時間は本を読んだり人に会ったりしていました。具体的には、読んだ本は約160冊。新たに会った人(名刺を交換した人)は約800人でした。

どんな一年だったのか?

今年は「コミュニティ」と向き合った一年でした。

例えば、今年の2月に立ち上げたFreelanceNowは人数が1,300名超、依頼数は180件超になりました。まだまだ目標の10分の1くらいなので、まだまだいきます。

他にも、地方では「ヨソモノコーディネーター」として様々なエリアで「フリーランス×地域」という組み合わせの可能性を模索しました。これはちゃんとした座組にできておらず、視察で終わってしまったケースもあり反省点も多いです。一部の移住支援団体さんたちと来年に向けた動きを引き続き仕込んでいきます。

そして、来年に向けて立ち上げたサロンが「議論メシ」です。現在メンバー数が30人で、色々な企業との対面でのディスカッションや、オンラインでのディスカッションを日々実践しているコミュニティです。

議論でメシを食っていく人が集まるコワーキングサロン(協働的会員制コミュニティ)で、スキルを高め、メンバー同士で繋がり新しい機会や仕事を生み出し、自己実現までもサポートする会員制コミュニティを目指します。

これらのコミュニティと向き合うなかで、コミュニティをグロースさせる方法論が蓄積されてきました。再現性を持たせたらこれも仕事になるかもしれないなと目論んでいます。

2018年はどんな一年になるのか?

まだ多くは話せませんが「動画」がキーワードの1つになりそうです。フリーランスも自分の作品と呼べるようなアウトプットをプロデュースして、世の中に発信していくことができるのだというところを実験してみます。

配信の時期が決まったらまたお知らせします。

年内もブログはもう少し書くと思いますが、ひとまず空いた時間をつかって今年の総括をしてみました。フリーランスをしている方や、されたい方のご参考になればと思います。

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Yusuke Kuroda(黒田 悠介)
文系フリーランスって 食べていけるの?

「フリーランスを実験し、世に活かす」という活動ビジョンのもと自分自身を実験台にしているフリーランス研究家。東京大学→ベンチャー社員×2→起業→キャリアカウンセラー→フリーランスというキャリア。ディスカッションパートナーを生業とし、新規事業の立ち上げを支援。その他、議論メシ代表。FreelanceNow発起人。