「12,960円」がフリーランス初月の売上でした

フリーランスになって2年間の売上をグラフにしてみました。さすがに縦軸は生々しいので消しましたが、聞きたい方はご連絡いただいたら個別に開示しますw

こうみるとなかなか激しいですね。バーンと跳ね上がることもあれば、そこから緩やかに減っていくこともある。この動きには理由があります。

どうしてもやりたい仕事が重なると若干ムリをしてしまう。グラフがバーンと上がったところがそれです。そして、そこから徐々にコミットを調整したりして安定させる。未来への種まきをしたり、家族との時間を確保したりする。

これだけ変動が大きいとヒヤヒヤしますが、一番ヒヤヒヤしたのはフリーランスになった初月です。それは2015年8月のことでした。

初めての案件

駆け出しフリーランスとして初月売上だけ実際の数字をお伝えすると「12,960円」です。

もうね、全然フリーランス食べていけない。

これはヤバいと思い、全力でフリーランスエージェントのサイトに登録しまくりました。10社以上は登録しましたね。生存本能がものすごく活性化された感じがありました。

ちなみにこの「12,960円」の案件は、今のディスカッションパートナーの原型になるものでした。あるサービスを立ち上げているクライアントの壁打ちだったわけです(最近は立ち上げる前のディスカッションが多いですが)。

このクライアントとどう繋がったのかというと、「ココナラ」でした。ココナラで「あなたのサービスの改善ポイントを洗い出します」というサービスを500円で出品をしたのです。今でもページは残しています。

全部で4社の事業についてこのサービスを提供しました。サービスを自分で使ってみて、改善点を10個Excelに書いて送るというもの。

できるだけ早く、的確なアドバイスをすることを心がけていたら、サービス提供完了後にFacebookメッセージが届きました。

「対面で事業のアドバイスをして欲しい」

これは嬉しかったです。

どうやら私の名前を検索してFacebookで見つけてくれたようです。名前とアイコンは共通化させておくと、こういうときにオンラインで探してもらえます。

早速対面で会い、アドバイスを開始。

そうして私のディスカッションパートナーとしての活動が始まりました。当時は1時間あたり1万2千円(税別)。これが私がフリーランスとして最初に稼いだ「12,960円」になります。値決めは割と適当でした。

また、この活動が1つの実績となり、フリーランスエージェントからも仕事が決まるようになります。そうして少しずつ経験を積んでいき、今ではクチコミでクライアントから直接依頼が来るようになっています。

ここまで2年かかりました。今でもマーケティングやブランディングは意識しながらも、初期の泥臭さを忘れずにやっています。

とても個人的な内容ですが、フリーランスを始めたばかりの誰かの役に立てたらいいなあと思います。

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Yusuke Kuroda(黒田 悠介)
文系フリーランスって 食べていけるの?

「フリーランスを実験し、世に活かす」という活動ビジョンのもと自分自身を実験台にしているフリーランス研究家。東京大学→ベンチャー社員×2→起業→キャリアカウンセラー→フリーランスというキャリア。ディスカッションパートナーを生業とし、新規事業の立ち上げを支援。その他、議論メシ代表。FreelanceNow発起人。