幼な子われらに生まれ

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『血のつながらない家族、血のつながった他人』

あらすじ:中年サラリーマンの信と妻の奈苗はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘とともに幸せに暮らしていた。奈苗の妊娠が発覚し、長女が実父に会いたいと言い始める。信の左遷などが重なり、家族の歯車が狂い始める・・・。

今作品は「家族の再生」をテーマにした作品。脚本は、荒井晴彦氏が担当した三島有紀子監督作品。三島監督作品である「Red」と比べて感じたのは脚本力があれば質が高い映画作品が出来上がるのだということ。荒井氏のシナリオは本当に素晴らしい。

主人公・信は家庭も仕事も上手くいかず、鬱屈した気持ちがマグマのように溜まっている。同僚にストレス解消法で「ひとりカラオケ」を勧められ、エレファントカシマシの「悲しみの果て」を歌う信。

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Miyabi's Movie Diary
⭐Miyabi’s Movie Mania⭐

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