なぜこうもサブスタックに夢中になっているのか、考えてみた
フリーランスライターや個人ブロガーにとってのメルマガ配信
私にとって、ずっと頭のどこかにぶら下がっている問題は、「どこで書くか」ということです。
文章を投稿できるプラットフォームはいくつかありますが、自分にぴったりの「場所」を見つけるのは容易ではありません。私のように、最適な場所を探して複数のサービスを渡り歩いているライターは少なくないのです。
「どこで書くか」と「どこで読むか」は表裏一体
私は常に「書きたい」という欲求を持っていますが、同時に「読みたい」という欲もあります。文字、文章を読みたい、それも何かしら役に立つ、「読んでよかった」と思えるような良質の文章を読みたいと願っています。「テキスト離れ」が指摘されている昨今ですが、私のように「読みたい」欲求を抱えている人はたくさん存在しているはずです。
書き手にとって、「どこで書くか」と「どこで読むか」は表裏一体の問題であり、おもしろい「発見」があるプラットフォームやコミュニティに参加して、ライター活動を行っていきたいと願うのがライターだと考えています。
―――では、なぜ、それほどに「書く」場所を見つけるのは難しいのでしょうか。
書くことに集中したい人にとって「書きやすさ」は非常に大切な要素です。
私の場合、ワードプレスが大好きで、これまで複数のブログをワードプレスで書いていました。でも、ワードプレスにはいろいろな機能が搭載されすぎてしまい、「書く」ことに集中できる環境では、もはやなくなったように感じています。
日本産のプラットフォームでいえば、はてなブログやアメブロは根強い人気を維持していますね。はてなブログは確かに書きやすいプラットフォームだと思いますが、それでも画面上にたくさんの要素が入り込んできます。
一方、日本人クリエイターに人気のサービスとして、noteがあります。
noteも書くことに集中できる工夫をしてくれてはいるのですが、やはり余計な機能が多すぎることと、クリエイターといっても文章ベース以外の創作活動している人も多く、ライターにとっての良質な読者を獲得するためのプラットフォームとしては、私はイマイチ感を持っています。
おそらくリアルで活動していて、その活動を補助するものとしてnoteを使うのであれば、きっと利用する意義も大きいのでしょう。私のようにオンラインのみの活動で、しかも文章ベースで仕事をしたい人にとっては、ちょっと機能が複雑すぎるというきらいがあります。