北海道、どーすんだー!
わずか二泊だったけど北海道に行って来た。残念ながら夏休みではなく弔事でしたが。
首都圏から目的地(大体札幌と稚内の中間)に辿り着くまで、なんと丸々二日かかってしまった!
「北海道でっかいどー!」だから仕方ないけれど、公共交通がとてつもなく不便になってしまったことがこんなに時間がかかった一番の要因。
既に鉄道は本当の主要な路線を除いてほとんど廃線になったかバス路線に代わっていたが、どちらも乗継がとてつもなく不便。
うまく乗り継ぎができないから、途中で一泊しなければならない。
十何年か前、まだ路線が残っていた頃はこんな不便ではなく、1日で辿り着くことができたのにと思う。
まだ辛うじて残っている路線も 一両のみのディーゼル車が何時間かに一本のペース。今回乗った車両にはクーラーはなく、なんと国鉄時代の扇風機が回っていました。
また途中で一泊した街も、人の移動がなくなったためかさびれ方が凄まじい。駅前はほとんどシャッター街でなにもない。夜は真っ暗な街。ビジネスホテルがあるのが奇跡的。
札幌や一部の街だけが栄えて、あとは衰退の一途をたどっているようで、北海道に十何年住んでいた者として、「北海道どーすんだー!」と叫びたい。
ここのところ北海道でも連日30度超えで、束の間の避暑にもならなかったが、それでも海が見えるところでは気分も落ち着き、しばしのんびりしました。