布が好き 族が好き

Naomi
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Jan 23, 2022

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ちょっと、お題を先に。。。

首狩り族のミャンマーナガ族の布 & 書籍表紙:The Hidden World of the Naga

満月とピアスを書いていましたが、Zoi.さんの書かれていた文章が染みて、布布モードになってしまったので、お題もまだだったので、先にこちらに着手の日曜日の夜となりました。

ちなみに、今日は、我が家の生き物たちの物品を買い出しに行ったついでに寄ったカメミュージアムで、でかい陸ガメ達(陸ガメ以外もいる)をしばしの間、満喫しました。おほほ。中でも、Malaysia giant turtleが、大きすぎて、顔がナマケモノ的に可愛くて、新発見。ネバーエンディングストーリーのモウラのような感じで、炎天下の中、長時間コンタクトを試みてしまいました。。。そしたら、最後にぱかーっと口を開けて微笑んでくれました。そんな感じですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ケヅメリクガメ・インドホシガメ・マレーシアンジャイアントタートル

ということで、布と族です。

私は、Zoi.さんのように自ら紡ぐ人ではありませんが、なんせ手仕事モノに目がありません。今でこそ民族モノは、少し商業ベースに乗っかってる部分もありますが、近隣アジアの「族(=少数民族)」の一糸一糸紡がれた作品に驚愕し、アジアの布に没頭していた時期もありました。今は少し落ち着きましたけどね。少数民族の多様性がその時分カルチャーショックでもあり、彼らが作り出す作品が、布以外のものも含めて非常に興味深い。

一番最初の写真は、ミャンマーの少数民族ナガ族の布です。このナガ族は、もともとミャンマーとインドとの国境にまたがり分布していたのですが、その一部がインド国境近くミャンマーにも定住しています。宣教師の不況活動(!)が入るまで外界との接触を拒み続けていた民俗学的にも注目度の高いナガ族。その固有の文化や風習は独特で、部族を見分けることができる刺青を施したり特徴的な衣装を纏い、農耕も行いますが、山間部では、(その数は少なくなっているようですが)近年も弓や槍を使った狩猟が行われていると聞きました。(時には、トラや象をも仕留めるようです)また、このナガ族、「首狩り」(人肉食ではありませんので誤解のないように)の部族としても有名でした。豊穣祈願の生贄や部族対立、抗争、栄誉などの理由により「首狩り」が行われていたのだそうですが、さすがに、ミャンマー政府の抑制により首狩りは、現在行われていないとのことです。この草木で染めた糸を紡いで布を成し刺繡を施した中にも、その生活の様子が描かれています。狩った首もさくっと描かれていたりします。

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Written by Naomi

長いことシンガポールに住んでいる日本人です。 Hi, I'm Japanese but I've been living here in Singapore for a long while. https://703ism.tumblr.com/