毎年同じことをしているようだけど、少しずつ違っている

今年のガーデニングは…

Mai Yamamoto
日本語で読む

--

年齢を重ねるたびに、「同じサイクルで暮らす」ことがいかに疲労感を抑えてくれるのかということに気づきます。

だれでも多かれ少なかれ、毎日の習慣というか、ルーティンがあると思います。

朝起きたらコーヒーを淹れるとか、朝ごはんの前にウォーキングをする、とかですね。

一度見に着いた習慣は、何も考えなくても自動的に体が動いてしまうものです。

そうやって、自動的なライフサイクルに乗っかっていると、途中で「あれ?」と思って方向転換したり、「どっちにしようかな」なんて迷う必要もないわけ。

だから、時間と労力の短縮になるのです。

20代から30代へ、そして40代へと年を取ればとるほど、順応性が低くなります。だから、変化したくない。自分の習慣を変えるのがしんどいのです。

下手に何か慣れないサイクルで一日を過ごしてしまうと、どっと疲れが出てきたりして―――

一年単位でのサイクルも同じです。

「毎年この時期にはこれをやる」と決めてしまうと、「決めたことだから」「そういう決まりだから」という理由だけで、行為が行われたり行事が開催されたりします。

「今年はどうしよっかな」なんて考える必要もありません。「今年もその季節になったね」と受け入れるだけ。

でもね。毎年同じように見えて、実は違っていることも多いものです。

私たちの場合も、今年はガーデニングで大切な準備期間である4月~5月にかけて自宅を留守にしました。

だから、去年やおととしのやり方とは、まったく異なる方法で取り組まなくてはいけないわけです。ちょっとしんどいですが、しょうがない。

しかも、時差ぼけ真っ最中だし。笑。

とにかく、カナダに帰国したのがこの土曜日で、翌日の日曜日からさっそくガーデニングですよ。

去年ほども菜園の世話にがっつり取り組むことはないと思いますが、とりいそぎはこの時差ぼけをなんとかしなくては。

--

--

Mai Yamamoto
日本語で読む

Japanese writer. Poetry, Travel, Cooking, Gardening and Languages.