読まれないブログを電子書籍化してAmazon Kindleより出版するときの注意点
「Amazon インディーズマンガより出版に関して必要な権利の情報送付依頼」が来た!
昔作ったブログの記事で、ほとんど読まれないものをまとめて書籍にして、キンドルで電子書籍として販売するということをよくやってます。
以前は読まれていたブログでも、検索エンジンのアップデートの影響で閲覧数が著しく下がってしまっているものがけっこうあるのです。
今は、検索エンジンの個人ブロガーに対する評価が低いので、どうやっても検索に上がらないんですよね。だからといって、せっかく書いた記事を無駄にするのはもったいない、ということで、まとめて一冊の本にして、Kindleから出版することがあります。
キンドルの電子書籍出版で「KDPセレクト」というものに自分の本を登録すると、Kindle Unlimited(読み放題購読サービス)対象本として扱われます。つまり、読み放題サービスを利用している人なら気軽に読んでもらえるというわけですね。ただ、これに登録するにはいくつか条件がありまして、その一つが「キンドルで独占販売する書籍であること」です。つまり、noteとか、楽天Koboとかその他のプラットフォームで同じ本を販売してはいけないという規則になっています。
ただし、書籍内容の10%までは、サイト上で無料公開することが許されています。だから、私の場合、たとえば30本記事が投稿されているブログ内の記事10本をまとめて一冊の電子書籍にして、その記事のうち9本はブログから削除、10本の中で一番読まれている1本はブログでの公開を継続、というふうにやっていたのです。
ちなみに、この方法、実は2019年あたりからやっています。ウェブ上で提供されているキンドル本出版の中には、「過去のブログをそのままコピーして電子書籍として出版するのはダメですよ」なんて書かれているものもありますが、そんなことはありません。自分に著作権がある限り、自分の作品を本として作り変えて出版するのは違法でもなんでもありません。それに、「そういう行為ばかりやっていると、キンドル出版アカウントをはく奪される」とまで書いている人もいましたが、これも嘘です。
ただ、今回は、キンドルでの仕様やコンテンツチェックが厳しくなったのか、「(登録された書籍と)同一コンテンツがウェブ上で公開されています。お客様(私のこと)に権利があることを証明してください」というような内容のメールをいただきました。あらら...
その対応として行ったことを書いておきます。
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