クラウドソーシングのライティング報酬単価が下げ止まらない件
ライターを搾取するクライアント
この記事は、以前ポッドキャストで話した内容をベースに書いています。
私は2014年からクラウドソーシングでライティング案件に取り組んでいます。自分でブログを運営するようになってから、クラウドライターとしての活動は半分休止していたんですが、最近ふとクラウドワークスのライティング案件を見て、ちょっと単価が下がり過ぎなのでは?と思う感があったので、それについて書いておきたいと思います。
確かに初心者や未経験者の場合、低単価の仕事を引き受けてライターとしての経験を積まなくては、いつまでたっても待遇の良い案件には採用されないというのも事実です。
クライアントの気持ちを考えてみてもそれは納得できます。いくらなんでも、その人のライティングスキルも信頼できる人なのかも分からない状態で、文字単価2円とか3円の案件は任せられませんよね。
しかし、それにしても、ここ最近、「非人道的」といってもいいくらい報酬額の低いライティング案件を見かけるようになったので、ちょっとした注意喚起をしておきたいなあと。
クラウドソーシングの利用者はさまざま
クラウドワークスやランサーズというような、ネットを通じて仕事を依頼したい人と発注したい人とをマッチングさせて取引を行うことを「クラウドソーシング」といいます。
ネット接続があればどこでもやり取りができて、時間や場所の制約が小さいというメリットがありますが、報酬単価が安くなりがちというデメリットもあります。
利用者が多く、依頼する側も受注する側もさまざまな人がいます。それはそうなのですが、中には、ちょっと非人道的じゃないかという依頼をするようなクライアントもいるんですよね。
衝撃的報酬単価
先日見てびっくりしたのは、2000文字書いて70円という案件。クラウドソーシングサービスでは、そこからサービス運営側への手数料が差し引かれます。クラウドワークスの(タスク案件)場合、手数料は20%ですので、報酬額の70円から20%を差し引いた金額がライターさんの手取りとなりま…