澄家エコ換気システム

山田伸二
有限会社 山田建設
6 min readJul 9, 2016

自然の地熱を利用した

24時間全熱交換型換気システム

『澄家Eco』換気システムは、24時間全熱交換型換気を採用し、
吸気及び排気から熱と湿気を回収する省エネルギー換気システムです。

冬は、室内の温かい空気のエネルギーを利用し、
冬の冷たい外気を暖めて取り入れ。
夏は、エアコンで冷えた空気のエネルギーを利用し、
夏の熱い外気を冷やして取り入れます。

室温をほぼ変えずに換気できるため、
冷暖房や除湿・加湿にかかる費用を抑えられます。

家の中全体が快適空間へ

夏は冷えた地中熱を利用

冷房時は冷えた排気ダクトで床下を冷やし、かつ熱交換器で外気を冷やして床下に給気。
熱交換器で外給気の湿気を回収して屋外に排気。除湿された空気は床下を経由し屋内へ給気。
地中熱と排気熱で冷やされたベタ基礎コンクリートの効果で床下温度は安定し、健康で快適な室内環境を作り出します。

冬は暖かい地中熱を利用

暖房時は、温かい排気ダクトで床下を暖め、かつ熱交換器で排気熱を回収して床下に給気。
熱交換器で排気から湿気を回収し、これで給気を加湿する。
冬の過乾燥防止に有効。
地中熱と排気熱で暖められるベタ基礎コンクリートの効果で、床下温度は安定し、健康で快適な室内環境です。

換気による熱損失を少なくします

冷暖房時に換気をすると、室内を暖めた(冷やした)空気(エネルギー)を捨てる事になります。
ですから、換気で汚れた空気だけを排気し、
エネルギーは交換(捨てずに回収)するのが、
無駄のない効率の良い換気といえます。

次世代省エネルギー基準の断熱性能の家で、
熱交換をしない第3種換気システムだと、
換気による冷暖房エネルギー損失の総冷暖房のエネルギーに
対する比率は16%にもなります。

換気による冷暖房エネルギーのロスを、
全熱交換器型の『澄家Eco』換気システムでは、
総冷暖房エネルギーの6%程度に抑える事ができます。

24時間全熱交換型換気 (大断面の大型熱交換素子を採用)

本体内の熱交換素子は、給気される新鮮な空気を排気される室内空気から
温度と湿度を交換し室内へ安定した新鮮な空気供給します。

業界で最大級

通常の天井取付型に比べて6~8倍の容量を持つことにより、
熱交換率を業界で最大級の80%を実現。
床下設置だから大容量のシステムを構築することが出来ました。

静音設計

床下設置にする事で優れた静音換気を実現。
構造躯体にボルトやアンカーで接続しませんので、
本体から家に伝わる『嫌な機械音』を抑えます。

年間の冷暖房費を節約

夏のエアコン、冬の暖房機を稼働させる時期が短くなり、
年間の冷暖房費を50%程度節約。

更に、冬暖かく夏涼しい『コストゼロの床下地熱』の利用によりエコで経済的!

らくらく メンテナンス

本体は床下点検口から対応出来るので、スムーズなメンテナンス対応が可能です。

室内のフィルターは床面にあるので掃除や交換が簡単に出来ます。
天井の設置と違い、はしごを使わないので安全です。

給気フィルターは基礎外部にあるので掃除や交換が簡単に出来ます。
壁面から給気するタイプよりも雨水の壁内浸透の心配がなく、外の音も気になりません。

外部のメンテナンスは、蝶ねじを回してフィルターを取り替えるだけ!
女性の方でも簡単に出来ます!

オプション

「澄家Eco」換気システムに追加する設備です。
エコエアーシステムの温度センサー(付属部品)は、小屋裏付近の温度が設定温度(27℃ 任意設定)になると自動的に送風ファンを運転させ、設定温度(27℃ 任意設定)より低くなると自動的に送風ファンを停止させる機能があり、小屋裏や天井付近の暖かい空気を直接床下へ送る事で、無駄なく室内の温度差を解消することができます。
※24時間全熱交換型換気『澄家Eco』とは、別系統(オプション)になります。

住宅には24時間換気が必要です。

24時間換気設備の導入は、建築基準法の改正によって、
2003年より施行が開始され、
一般戸建て住宅などへも設置義務化が定められました。

2012年現在では大きな問題として挙げられていた、
シックハウス対策としても非常に有効として
急速に認知度が高まっています。

人は一生の間で約65%は室内での空気を口(鼻)から摂取すると言われています。
『澄家Eco』換気システムは、花粉やPM2.5などの有害物質を除去した新鮮な空気を
屋内に取り入れ、屋内で発生した二酸化炭素・ホルムアルデヒド・湿気・塵を外部に排出します。

↓澄家Eco換気システムの詳細は↓

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