脳波おもちゃ「MindFlex」を試してみた

遠藤諭
東京カレー日記ふたたび
3 min readApr 30, 2018

世の中「脳波」である。大がかりで高価な装置を必要とした脳波の検知がおもちゃでも可能になったということで、米国で非常に話題になっている「MindFlex」(マインドフレックス)を取り寄せてみました。一時期は、かなりの品薄状況でしたが、私のところにもやっと届きました。すでに映像などでご覧になっている方もいると思いますが、さっそく試してみたのでご紹介。

本体は、こんな感じです。穴の部分から空気が出てブルーのスポンジ製のボールが宙に浮くようになっています。ヘッドセットを付けて集中すると風力が増してボールが上に上がり、リラックスするとボールが下がる。アトラクション用の部品をベースの上に立てて、ボールを上下させてながらノブを回しアスレチック的なゲームを遊ぶようになっているんですね。

NHKのクローズアップ現代でも、脳波で運転する車椅子やら、スポーツ選手が機械を使って集中力を高めていたり。脳波マーケティングなんて話も出ていたので、アスキー総研的にも無関係ではありません。キヤノンさんが中国のテレビコマーシャルを分析してもらっているなんて話が紹介されていました。それぞれの技術的な背景までは解説されなかったのですが、このMindFlexでも十分に集中力の状態くらいならセンスできています。つまり、まったく機械に手を触れず、気分だけでボールを上下できます。

この映像、ちょっとコワイと言った人がいるんですが、なにしろ真面目な気分にならないとボールが浮かない。何人かでプレイするときには、「にらめっこ」遊び的な雰囲気で遊べるのかもしれません。ボールをどうやって上下するのかというと、マニュアルには、以下のようなヒント情報が書いてありました。

ボールを上げるには?

1.ボールをにらむ
2.ボールが浮いてる図をイメージする
3.リーチする高さに集中
4.ボールを押し上げるイメージをする
5.数学の問題を解く
6.同じ考えを繰り返しイメージする

ボールを下げるには?

1.頭を空っぽに
2.リラックス
3.深呼吸
4.目を閉じて開きなんとなくコンソールを見る
5.睡眠をイメージする
6.平和でラクチンな気分になる

最初からあっさりコントロールできたので、やや拍子抜けなくらいなんだけど、マニュアルによると個人差はかなりある模様。つまり、コンセントレーションができる人とそうでない人がいるんですね。もう少し時間を取ってあらためてやってみたいと思います。将来的にコンピュータもこんな感じで操作するようになるのかもしれません。

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Posted at 2010/04/11 18:48:25 by hortense

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遠藤諭
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Satoshi Endo : Creator/Organizer of A Project for Making a Floating Pen at Least Once in My Life / @hortense667 / https://www.facebook.com/satoshiendo667