『日本のキャッシュレスの歴史58年』と題した本を書いてみたい。

『日本のキャッシュレスの歴史58年』と題した本を書いてみたい。

今年3月に中国から日本に帰ってきて、「なんで日本はキャッシュレスがなかなか進まないだろう?」と思い、まずは歴史を調べ、1960年にダイナースが日本でクレカを発行してから今日のQRの盛り上がりまでを俯瞰してみた。(画像は粗くて見えないw)

手に入る本はほぼ全て手に入れてぼちぼち読んできたけど(雑誌を除き、250−300冊ぐらいAmazonから購入できる。多分)、以下のように思うことが多く、

・各時代(電子マネーとかの単位)の全体を俯瞰する本はある。

・しかし、企業の事業の狙いまでは書かれていることが少ない

・歴史までは記載がなくて、58年の時間軸で見ると網羅性がイマイチ。

・中国の決済を小売と絡めて解説したものがあまりない。時系列での説明で、事業の仮説が不明なものが多い

自分のように初めて決済業界に入った人が、歴史に興味を持つきっかけのようなものをかけたらいいと感じてました。

ただ、本の書き方、出し方ががわからないので、どなたかヘルプしてほしいなーと思った次第です😇

お声かけは募集からでも、ツイッター、FBのDMからでも( ´ ▽ ` )

あとは、趣味の最終形態として、紙の本を出してみたいという個人的願望

JCBの始まりが、「三和銀行」と聞いて、「三和銀行」って銀行があったのかというところから、僕には衝撃でした。

多分こんな目次かな?

1:日本のキャッシュレスの歴史58年

-1960~:クレカ黎明期。ダイナースクラブカードが日本で発行され、各銀行が社子会社を作って参入

-1980~:競争領域は国際ブランドを巻き込んだ陣取り合戦。住友クレジットが国内外共通のVISAカードを発行。

-(考察)JCBはなぜブランドとして唯一生き残れたか。

-1983~:銀行による面取り合戦。フランチャイズ化が本格化し、都市銀行のクレカ獲得代理戦争。

-1988~:ノンバンク系にVISA加盟店が解放。MasterとVISAのデュアル発行時代に

-1992~:業界による垣根がなくなり、競争激化。銀行カードのリボ払い解禁や信販系の資金調達多角化など。

-(考察)クレカビジネスのフレームワーク

-2001~:電子マネーのスタート。Suicaがスタート、Edyを発行するビットワレットが設立。

-(考察)ドコモの先進性と実現しなかった仮説

-2007~:電子マネー普及期。流通系大手のセブンがnanacoを、イオンがWAONが発行。

-(考察)小売と金融の一体化の成功が電子マネー成功の鍵

-2016~:モバイルウォレットの幕開け。楽天ペイ、LINEPay、ApplePay、Yahoo!がウォレット事業に参入

-(考察)モバイルウォレットビジネスとは何か

-2018~:QR決済の本格化。銀行、ノンバンク各社がQRを使った決済事業への参入を続々表明

2:中国モバイルペイメント普及の奇跡(軌跡)

3:VISA、Alipay、暗号通貨が作る3つの経済圏

付録:年表と歴史俯瞰図

お声かけは募集からでも、ツイッターのDMからお待ちしています( ´ ▽ ` )

--

--

Shogo Ieda
海外のRetail/Fintech新興サービス/スタートアップ情報

C2CマーケットプレイスのPM->ペイメント事業の戦略とか組織とか