医療信仰
無痛整体 無為楽堂の中村です。
ちょうど1年くらい前になりますが、私の母は医療信仰が強く、病院に行っては様々な薬をもらってきて、服用していました。
その中でもっともひどかったのが、骨粗しょう症の注射(おそらく新薬)です。
その骨粗しょう症の注射を自分で打っては、高熱を上げていました。
寝たきり寸前までいきました。(後に腎臓一個とりました。)
私はいつも母に、
「薬で病気は治らない。」
と言っていましたが、なかなか聞き入れられませんでした。
「おまえに何がわかる?」
とのこと。
実の息子の意見より、お医者さんの方が信用できるということらしい。
しかし、さすがに母もこの骨粗しょう症の注射には、恐怖を感じたらしく、早々にやめました。
さらに、私は何度も何度も、薬では健康にならないことを説明し、ときには口論になりながら、整体をして、体の変化を感じさせるようにしました。
それから一年。
薬の量はだいぶ減りました。
そこそこ元気です。
もし、一年前あのまま薬をガンガン飲み続けていたら、寝たきりになっていただろうと思うとゾッとします。
本人はあっけらかんとしていますが。
しかし、先日母が、
「血圧が170。血圧の薬をもらわなきゃ。」
と言っていたので、整体をしました。
すると、
「140台になった。」
でも母は、未だに整体で血圧が下がったことを認めようとしない。
血圧は必要だから高くなっていることを説明しても、なかなか納得しない。
「倒れるかも」の一点張り。
実の息子が、一年かけて、整体を駆使して説明しても、解けない「医療信仰」。
しかし、母はクリニック行きを取りやめました。
継続すれば、少しづつ変化するものですね。