拝宮の磐座

巨岩

那賀町にある聖神社は、巨岩がせり出し、覆いかぶさるように境内を包んでいる。巨岩の中に神社自体があるように見える。磐座のような感がある。

地方紙でこの風景を見た。平成29年5月17日のことである。那賀町にあるとだけ書かれていて詳しくはわからないが、写真を見て磐座ではないかと思い、無性に行きたくなった。各方面に問い合わせして聞いた。大勢はよくわからないという返事だったが、ある方から貴重な情報をいただいた。

今日は拝宮(はいぎゅう)で農村舞台が行われることになっていたので、色んな用事を掛け合わせて那賀町に行って来た。

聖神社

さて舞台に行く道すがら、件の神社と思しきところは見当たらないかと注意深く行ったつもりだが、やはり気が急いていたのか見つからなかった。終わってから同じ道を通ってみると、そこに新聞に掲載された写真によく似た風景があった。

祠は両側を巨岩で挟まれた処に石で造られた室に置かれていた。

参道

坂を登り境内をみるとやはり磐座だ。間違いない。神社の名は聖神社といい、別名休場(やすば)の森といわれる。農村舞台の右側から小道があり登っていくと、神社と巨岩を一周する。道は巨石があちこちにある。そして洞穴のようになっている処もあちこちにある。

磐座

途中、巨岩の上に続く細い道がある。登った先の頂上とおぼしき処につくと、座るのに丁度良い窪みがある。すごい偶然だろうが、やはり磐座と呼ぶに相応しい。向こう側は断崖絶壁だ。

金比羅神社跡

少し戻ってから道を進むと、かつて神を祀った跡がある。上那賀町史に掲載されている拝宮の地図には金比羅神社と書かれている。今は祀られてないので、合祀されたのだろう。ここから少し戻った処を降りてゆくと一周する。

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