日本語と日本文化に内在された、日本人のDNAに共鳴するもの

DNAが共鳴するやり方は?

「日本はもう衰退していくだけだ」
「日本の若者には希望がない」
「日本は良くない国だ」
「日本に学ぶことはない。海外はこんなにすばらしい」

おエライ先生方はじめ世の中ではこんな言葉があふれています。

特に、つい最近まで15年以上も続いたデフレの時期は、
日本悲観論が最高潮に達していました。

これまでお手本としてきた欧米式のやり方だけに飽きたらず、
やれ中国だ!やれ韓国だ!と「日本以外」であれば
どこでも正解があるがごとく喧伝されていました。
最近はさすがに下火になりましたが。

本当に「日本以外に」答えがあるのでしょうか?

たしかに、翻って日本を見渡してみると、
先人たちが営々と築いてきた伝統・文化という土台も
相当揺らいでいることも事実です。
つまり、日本人の美徳・特質が薄れてきているわけです。

戦後、「日本式は悪。欧米式は善」と刷り込まれ続けてきたことが大きな原因です。

これまで日本がお手本としてきた欧米式の考え方は、
本当に私たちを幸せにしているんでしょうか?

むしろ、ビジネスや教育の現場、生活そのものなど、
私たちのまわりで起こっていることをみると、
欧米式の考え方のおかげで崩壊に向かっていると思えませんか。

でも、本来の日本人の土台もかなり揺らいできている。

え?じゃあどうすればいいの?八方ふさがりです。

近道はないのかもしれませんが、
日本人が日本人としてうまくやっていくことを考えるならば、
長い時間をかけて醸成されてきた「日本式成功法則」に
糸口があるのではないでしょうか?

DNAが共鳴してくれるやり方が、
最もしっくりくるのではないでしょうか。

日本には、うまくいくコアがすでにある

日本の文化的背景を持っている私たちは、
すでにうまくいくやり方をDNAレベルでは持っています。

うまくいかないのは自身の脳と躰が忘れているからです。

それは、「日本語の特性」と「日本語を形作った文化そのもの」に
答えが隠されています。

勘違いしてほしくないのは、血統的な優位性を言っているのではありません。
言語の特性と文化的背景に基づく思考回路のことを言っているにすぎません。

そもそも人種的うんぬんという考え方が、
世界中の様々な問題の大きな一因なのですから、
日本人の血統が優れているからなどと言うのはちっとも成功哲学ではありません。

むしろ、日本的思考だからこそ、
世界中で起こっている人種的問題も乗り越えられると言ったほうがいいでしょう。

話を戻しましょう。

「日本語の特性」を思い起こし、「日本の文化」を見つめなおす。

日本人にとって難しいわけはありません。

日本人にとってしっくり来ないわけはありません。

日本語に生きる「言霊」

日本語には他の言語にない特性があり、
その特性によってあなた自身の問題の解決に役立つ可能性があります。

その中で、「言霊」についての考察は欠かせません。

神秘的な響きのある「言霊」という言葉ですが、実はそうではありません。
スピリチュアル系を期待されている方には残念ですが、
そういうお話にはならないと思います。

ましてや信仰の対象でもなく、
その内容を理解すればどの人でも使いこなせる論理的なものなのです。

それらをどうやって使えばいいかも解き明かしていきたいと思います。

長い時間の中で残っているものには価値がある

長い時間をかけて培われた伝統・慣習・文化などは、
その時代に生きたすべての先人たちの知恵の結晶であり、
様々な状況に適応するための修正の積み重ねでもあるのです。

日本には、世界中がうらやむ歴史・文化があるじゃありませんか。
つまり、現代社会を生きる私たちが利用すべき知恵の結晶が
目の前にあるということです。

時間軸をさかのぼり歴史・文化を見つめなおすだけで、
つまり縦糸を紡いでいくことで、根っこをつくっていくことができるはずです。

土台を築き直してから、なんでも吸収する

なにか、「古いもの、過去のものにばかり良さがある」、
あるいは、「海外のものは全否定!」とも聴こえたかもしれません。
実はそうではありません。

順番を言っているつもりです。

「日本語の特性」と「日本語を形作った文化そのもの」を
使いこなすことが土台とするならば、
そのうえで新しいことも、海外のものも、取り入れていけば、
頑丈なお家が作れると思うのです。

元々、日本人の特質はなんでも受け入れてしまうというものですし、
DNAもそういう構造を忘れていないはずです。

なのに、土台をつくらずに、
やれ海外の最新情報だ~、やれ革新的な方法だ~、
って家を建てようとするからおかしくなるのです。

いままで、取り入れてきた方法が消化不良と感じている人は、
生後3ヶ月の赤ちゃんに松阪牛を食べさせたみたいなものです。
松阪牛が悪いわけじゃない。
赤ちゃんのお腹がついていけないだけです。

本当に栄養のあるものでも、
大人の胃袋になって(味覚もかな)吸収できるわけです。

明日、成功しません。

和の成功哲学は、「はい!明日から成功します」なんてことはありません。

そういうのを劇薬(麻薬でも同じ)といいます。
散々それで痛い目に合ってきていませんか?

かくいう私もその一人です。

何人かに一人はそういう人もいることは否定しませんが、
それぞれの成功の定義も異なりますし、成功の感じ方も千差万別です。

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とかうんざりですよね。

それが成功かどうかの定義すらありません。

大事なのは、DNAが共鳴してくれるかどうか、だと思います。

受け入れていれば、時間がかかってもいいのです。
時間がかかっていることに意味があるのです。

しかるべき時にしかるべき結果が現れてくるものです。
ゆる~くていいんです。