マジレス鰯
お客さまが不愉快に思ってしまったのは事実ですが、私はまったくそれが「記憶にない」のです(流行語)。土曜日曜は陽気のせいか予想をはるかに上回る大賑わいで、来園者一人ひとりの様子や表情を観察する余裕があり…
岩下 啓亮
11

忍びの練習

マジレス鰯という新種の魚が発見されたので、私も良く観察してみます。

まず、自覚し内省し悔いたのですから、もうこの件は自分の中では放免しても良いのではないでしょうか。どうしても自分が赦せないならば、酒でも飲んで寝ちまった方がスッキリすると思います。あとは、他者が決めることですから、そのまま受け入れても良いし、大人ですから、交渉してお互いに妥協し、少しでも有利な条件で合意に持ち込むのも有りでしょう。

やはり、何かと戦い始めると、人間は変わってしまうのだと私は思います。変われば当然、表面に出てきます。武闘家の方は「押忍」と言いますが、私は独自に解釈していて、「殺す気持ちを心から押し出すが、見えないよう懐に忍ばせる」と考えています。人間には元々、殺しの本能がありますが通常は表出しません。戦いによってこれが出た時に、必要時以外は上手く忍ばせられるかが重要で、今回はこれが上手くいかず、関係のない他者に悪影響を与えてしまったのだと思います。

本能は消せませんが、忍ばす練習は必要でしょう。練習に必要なのは、心のゆとりとユーモア(冗談)です。心のゆとりは状況によって随時変化するためコントロールしにくいものですが、ユーモアは意志の力を発揮して、意識して表現することができます。常に相手を楽しませるような人間に成れれば、殺しの本能を常に押し忍ばせていても、相手は気づかないでしょう。

それでは、私はこれから、鰯の押忍(おし)寿司でも食べようと思います。鰯さんは、練習を頑張ってください。