社会人が高校で授業を行う(基本方針・テーマ・スケジュール)

https://soracom.jp/iot/

まず手始めにチームビルディングを兼ねてメンバーの自己紹介を行う。かなり幅広な人材が集まっていて、参加のきっかけもバックグラウンドもバラバラ。

個人的には、バーチャルチームで活動を行う良さは、全く異なる視点を持っている人達が集まって、一つのことに向かって知恵を絞って活動するところだと思っている。

基本方針

今回参加するメンバーにとって、どんな授業にしたいか「基本方針(ポリシー)」を決めておかないとね。高校生に対して、我々が独りよがりな講義をしちゃってはお互いの為になりませんので。

いろいろディスカッションした結果、以下に落ち着いた。

ITに全く関心がないであろう高校生にもITに関心を持ってもらう。

(将来のことを考える際に、ITを思い出してもらえば御の字)

なぜ、基本方針を文字化したのかって?

メンバーの共通認識として、「何のために授業をおこなうのか?」をもっておかないと、準備する授業コンテンツの中身やストーリーに差が出やすく、バラバラな授業をきかされちゃうと生徒たちは「?」になりやすい。

参加のきっかけもバックグラウンドもバラバラのメンバーの皆さんに、「何のために」を共通認識してもらうためにも重要な作業かなと。

テーマ

基本方針に従って、授業コンテンツで扱う「テーマ」を選定することになるが、大まかに分類すると

最先端の技術要素

今後の社会トレンド

身近なIT活用

などから、選択する感じになる。

どの「テーマ」であっても、高校生にとってITに関心を持ってもらうストーリー仕立てにする必要があるので、授業コンテンツを準備する側にとっては、頭を悩ますことになりそう。

今回自分は「IoT」をテーマに選定し、授業コンテンツのストーリーづくりをしようと思う。IoTの事例は結構あるので、高校生の興味をひきやすいかな?

IoT事例:トイレの空き状況をリアルタイムに表示(by KDDI)

スケジュール

高校で授業を行う日までの準備工程をスケジュール化しておく必要がある。

スケジュールの検討

授業形式の検討

授業コンテンツの検討・準備

授業の流れ・役割の整理

学校との調整

授業実施(当日のサポートを含む)

をマスタースケジュール化して、今後の進捗状況を見る際に使う予定。

学校で授業を行う日程から考えると、実質的には4ヶ月のプロジェクトといった感じ。

基本方針やスケジュールの合意形成ができたので、次は授業コンテンツの作成だ!

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Kensuke
001.働く場と活かせるスキル、そのやりがい

家族と自転車をこよなく愛す。新しい働き方って、個人で始めてみることが重要なんじゃないかなと考えている。日本アイ・ビー・エム株式会社所属。(ここでの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしもIBMの立場、戦略、意見を代表するものではありません)