社会課題とプロジェクトマネジメント
2013年秋に、私は、NPO向けに提供するプロジェクトマネジメントについての1日研修ワークショップの開発に参加しました。
私が勤務する日本IBMでは、その以前から、プロボノプログラムという、社員がプロボノとしてNPOの支援に参加するプログラムがありました。これは社員が4人前後で1チームとなり、NPOを約4ヶ月支援します。2013年夏には、私もこのプログラムに参加し、教育系NPOの事業計画策定の支援を行いました。
私の本職は「プロジェクトマネージャー」なのですが、日本IBMの社会貢献部門がNPO向けのプロジェクトマネジメントワークショップを立ち上げることになり、そのころプロボノプログラムに参加していた私に声を掛けて頂き、私がワークショッププログラムの開発を担当することになりました。もともとこの「プロジェクトマネジメントワークショップ」は、 海外のIBMで先行して実施されていたため、その教材を日本語に翻訳し、説明内容も日本の文脈に合わせて変更したり、教える内容も取捨選択したりして、日本バージョンとしてカスタマイズしました。この「プロジェクトマネジメントワークショップ」は、NPO向けに無償で提供される1日の研修プログラムで、IBM社員のスキルを活かした社会貢献活動になります。
そして2013年12月、日本IBMとして初めて、NPO向けプロジェクトマネジメントワークショップが開催され、その初回の講師を私自身が担当させて頂きました。ワークショップでは、NPOさんに実際に計画中・実行中のプロジェクトをケースとして持ってきて頂きます。そして、そのプロジェクトについて実際に、プロジェクト憲章(プロジェクト企画書のようなもの)やマスタースケジュール、ステークホルダーリストなどを書いて頂き、、プロジェクトマネジメントスキルを伝えるとともに、すぐにプロジェクトに活かせる資料を作って頂きます。
この第1回ワークショップの様子は以下のリンクをご参照ください。
IBMサービス・グランツ「プロジェクト管理ワークショップ」を日本で初開催
https://www.ibm.com/ibm/responsibility/jp-ja/initiatives/odc/volunteers/services_grants_20131214.html
このワークショップの中で行なった、実際のNPOさんのプロジェクトについてプロジェクトマネジメントのスキルで計画を詳細化していく作業を通じて、、自分のプロジェクトマネジメントスキルが、、仕事の中だけでなく社会の中で活用できるんだな、と実感しました。また、社会課題に熱心に取り組んでいるNPOの想いにふれて大きな刺激をいただいたことを覚えています。
社会課題と自分のプロジェクトマネジメントスキルとが、繋がっているんだな、繋げられるんだなと実感した、最初の日でした。


