改造サッカーゲームで対決!

scratchには他の人がつくったゲームがたくさん。作り途中でまだまだ完成度はこれから!なものもあるけれど、とある生徒さんと盛り上がったゲームがこちら。そう、サッカーゲームです。

一番近くのネコだけ操作でき、ボールを蹴って相手のゴールに押し込むだけのシンプルなゲームですが、そのボールの動きがおもしろい。対戦できるのもいい!

ただしばらく遊んでいたら飽きてきて。そうしたら自然と「改造したい」と生徒さん。

・必殺シュート
・キャラの巨大化
・ボールに当たったら相手をふっとばす
・ボールが重くなってなかなか蹴れない

などなど、次から次へと改造アイデアが湧いてきました。

というわけで、お互い1つずつルール改造した状態で対戦しようということになり、先に改造に着手してもらったのですが、今度は改造に夢中になり、サッカーゲームどころではなくなった(笑)。

最終的に雪の結晶がゲーム画面内を動く、それに当たるとねこが倒れるというシステムに……。

……というわけで、プログラミングの授業はこんな感じで進みます。単に遊んでると思ったら学んでる、学んでると思ったら遊んでる。

なかなか見えにくく理解もされにくいのですが、でもプログラミングって本当に面倒ですからね。「おもしろい」という熱中要素がないと大人でも続かないです。無理に取り組ませても「つまらない」「苦痛」ということを学ばせてしまう。

それに子どもって「勉強させられてる」にめちゃくちゃ敏感なんですよ。

もちろん単にダラダラと遊んでも得るところは少ないのですが、これは勉強だと気づくと楽しく感じなくなってしまう=学習効率が落ちる。「勉強のため」と意識しない状態で、なおかつダラダラにならないように。難しいんですけど、そのことを常に意識しています。

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さて、7月、夏休みも体験授業を開催したいと思っています。あと、自由研究の題材になるようなワークショップもできたらなと。体験授業を受けてみたいという方は、ご遠慮なくお電話にてお申し込みください。090–9340–4202(担当:森)まで。道具や準備は不要です。時間もだいたい合わせられます。

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森哲平
ぜろいちニッティング 徳島の子どもプログラミング教室

1979年兵庫県生まれ。2011年より徳島に移住。2015年から徳島市沖浜町にて私設の図書館や子ども向けプログラミング教室を運営している。