間違いから実験が生まれる

体験教室に来られた生徒さん。早速一緒にロボットを組み立てたんだけど、ケーブルを間違えて配線してしまったため、「障害物検知機能」が思ったように動かない。

「じゃあなぜ動かないのか」「どうしたら動くのか」というところから、「配線を1番ではなく3番に変えてみる」、無事動いたら「目隠しをしてみる」「目隠しの素材を変えてみる」「片目だけ目隠ししてみる」など、実験のアイデアが次から次にわいてきた。

一見「成功」や「知識」に価値があると思いそうになるけれど、初回からの「成功」は「間違う可能性を失った」とも言えます。「知識」を持ってることはいいことだけど、「それ、知ってるし」。新しい可能性を試したり、新しいことも、自分が知ってるパターンに無理やりおしこめて理解してしまう、つまり「誤解」する可能性と隣り合わせなんですよね。

間違ったっていいじゃん!

というか、間違うことで学べるわけで、教室では「間違い」や「知らない」を、とても大事にしています。

毎月、体験授業を開催しています。ご希望される方は、以下のアドレスからメッセージにて、もしくは090–9340–4202(担当:森)までお電話でお申し込みください。 https://www.facebook.com/events/274216223429217/

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森哲平
ぜろいちニッティング 徳島の子どもプログラミング教室

1979年兵庫県生まれ。2011年より徳島に移住。2015年から徳島市沖浜町にて私設の図書館や子ども向けプログラミング教室を運営している。